相野谷中学校部活動運営方針
学校部活動運営方針の策定にあたって
部活動は、学校教育活動の一環として、良好な人間関係を培う場であり、生徒の心身の成長に大きな役割を果たす活動です。
一方、部活動において、ほとんど休養日がなく長時間にわたる活動から、生徒も教員も十分な休養がとれないことや、教員自身が未経験の競技を指導にあたることから負担となる課題があります。
そこで、学校では、スポーツ医・科学の視点から適度な活動や睡眠時間の確保等を通して生徒の健やかな成長につなげるとともに、指導にあたる教員の負担軽減を 図り、部活動が、より一層有意義な活動となるために「相野谷中学校部活動運営方針」を策定しました。
1:部活動の意義について
部活動は、教育課程外の活動ですが、学校教育の一環として、生徒の成長に大切な役割を果たしています。
2:本年度の設置する部活動について
ソフトテニス 部 卓球部 軟式野球部
※ 中学校体育連盟加盟競技種目(剣道・水泳・柔道・新体操など)は 生徒の希望を受けて協議する。
3:活動時間および日数について
(1)平日の活動時間
平日の活動時間は2時間程度とする。また、日没時間を考慮して、期間ごとの終了時刻を以下のようにする。
期 間 部活動終了時刻
4月1日 ~ 4月30日 5時15分
5月1日 ~ 8月31日 5時30分
9月1日 ~ 9月30日 5時15分
10月1日 ~ 新 人 戦 4時45分
新 人 戦 ~ 1月31日 4時30分
2月1日 ~ 2月29日 4時45分
3月1日 ~ 3月31日 5時00分
※ 大会前であっても延長は認めない。
(2)週休日および休日(長期休業期間を含む)
週休日および休日(長期休業期間を含む)に活動する場合は、3時間以内とする。ただし、大会・練習試合においては延長をする場合がある。その際は、生徒の心身の健康状態や学習活動には影響がでないよう十分配慮する。
(3)休養日の設定
成長期にある生徒のスポーツ障害や事故を防ぐとともに、生徒、指導者の心身の疲労回復や負担軽減を図るために休養日を設定する。
〇 1週間のうち、2日は休養日を設定する。 (うち、1日は土曜日又は日曜日とする)
※ 大会開催等により、上記のとおり週休日および休日に休養日が設定できない場合は、翌日の平日を休養日に加える。
※ 職員会議・校内研修の開催日は、休養日とする。
(ただし、大会前の場合に限り、軽度な活動を行うことができる)
※ 長期休業期間中は、土・日を休養日とし、大会参加等により土・日 に活動する場合は、平日に休養日を設ける。
※ 生徒の状況(疲労の様子等)によっては、休養日を複数日設定する。
(4)部活動停止期間
① 定期テストの5日前から定期テスト最終日前日まで。
② 夏休み中の学校閉校日の期間
③ 年末年始は12月29日~1月3日
4:部活動の運営について
(1)活動計画の作成
生徒の発育・発達段階に応じた活動日数や活動時間を設定し、「年間計画・ 月間計画・日々の活動計画」を立て、生徒や保護者に活動の見通しを持たせ ながら、活動を展開できるようにする。
① 4月に行う部活動保護者会で「指導方針」「年間指導計画」「年間大会予定」等について説明し、理解を得る。
② 月間指導計画は、前月に配布し、生徒が見通しを持って活動できる ようにする。
(2)各種大会の参加
参加大会等の精選に努める。
(3)活動及び活動計画の振り返り
活動については、生徒の様子から絶えず活動計画の振り返りを行うことによ り、活動の質を高め、短時間で効果的な成果が出せるよう見直しを図る。
5:その他
毎年度、生徒の活動状況の様子や生徒会・育友会役員会・学校運営協議会などから意見や要望を聞きながら必要に応じて「相野谷中学校部活動運営方針」の見直しに取り組む。