3月29日(金)【今日の1コマ】

 新3年生の保護者の方に集まっていただき、修学旅行説明会を行いました。オンラインの配信を含め、全保護者の方に参加していただきまして、お忙しい時間帯にもかかわらず、本当にありがとうございました。

 説明会では、現担任より、修学旅行の行程を説明し、持ち物や服装、小遣いなどお話させていただき、質疑を行いました。スマートフォンの携行についてご質問がありました。今の時代、多くの子どもたちの日常生活の一部となっている状況ではあると思いますが、「持っていかない」ということでご理解いただきました。ありがとうございます。

 また、養護教諭からは、事前の健康調査や旅行中の健康観察、アレルギー対応など健康や安全について話をし、旅行会社の担当の方からは、費用についてご説明させていただきました。

 学校では、3日間の修学旅行に向けて、平和学習を中心に取組を進めています。この機会に現地でしか体験できない沖縄の文化や歴史に触れ、平和について考え、そして、3日間の旅行を安全でしっかりと楽しむことも大切にし取り組んでいきます。 


3月25日(月)【今日の1コマ】

 本日、修了式を迎えました。生徒たちにはこの一年の行事への取組や学習、部活動への頑張りと、これからのさらなる努力を期待している事と、自分自身の振り返りと新学期に向けての準備について話しました。

 その後、交通安全担当からは、新しいヘルメットに反射シールを貼る説明をし、登下校だけでなく日常的にヘルメットを着用することの大切さを話しました(修了式後、各自シールを貼る時間をとりました)。さらに、生徒指導担当からも交通安全について話をし、さらにSNS(インターネットや携帯端末の利用)や春休み中の生活(生活リズム)について話をしました。

 今年度、大きな事故やケガもなく今日を迎えることができました。これも、保護者や地域の皆さまに見守られ、子どもたちにお声をかけていただいているおかげと感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

 本日の最後に、これまで相野谷中学校を支えてくれた4名の先生の離任式を行いました。長い先生でも3年、短い先生で1年という期間でのお別れとなりました。子どもたちの前でお一人お一人から、相野谷中でのこれまでのこと、そして、生徒たちの今後への思いをお話していただきました。誰かとは、今日というお別れの日があるのはわかってはいた事ではありますが、ホールの雰囲気はいつもとはやっぱり違っていたように思います。4名の先生方、これまでありがとうございました。新天地まで子どもたちの活躍が届くように、みんなで頑張っていきますので、これからも応援してください。


3月22日(金)【今日の1コマ】

 昨日と今日で大掃除を行いました。学期末ごとに、大掃除を行っているのですが、3学期は、この一年間お世話になった教室を感謝の気持ちと懐かしさを持ちつつきれいにし、また、後輩たちが気持ちよく勉強できるように心を込めて掃除しました。


3月19日(火)【今日の1コマ】

 今日は、小学校の卒業式です。5人の卒業生が証書を受け取り、式中の立ち居振る舞いは来年度の入学を期待させてくれる素敵な姿でした。そして笑顔あふれる5人でした。在校生とのお別れの言葉も、はっきりと大きな声で、これまでの6年間を振り返っていました。

 職員一同、在校生ともに、4月の入学を楽しみに待っています。(すみません。写真はありません)


3月18日(月)【今日の1コマ(平和学習)】

 2年生は、4月22日(月)~24日(水)の二泊三日で沖縄へ修学旅行に行く予定です。沖縄は太平洋戦争で唯一地上戦が行われ、島民の50万人のうち10万人の方が亡くなりました。修学旅行では、戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ「平和学習」の一環としてとして実施してきました。その事前学習の一つとして、本日、2名の講師の方をお招きし、ひめゆり学徒の方の話など教科書には載っていない沖縄戦の現実についてのお話を聞かせていただきました。ひめゆり学徒については、自分たちとほとんど年齢の変わらない少女たちが、看護要員として動員され、劣悪な環境の中で傷病兵の看護にあたったこと。敗色濃厚となった6月18日に突然解散命令が出され、翌日の6月19日をはじめとする約一週間の間に多くの学徒隊の人たちが戦死したこと等を聞かせていただくとともに、当時の人たちの手記を心打つ朗読で聞かせていただきました。

 生徒たちは、「ひめゆり平和祈念資料館」や、「平和の礎」、「糸数アブチラガマ」等を訪問・見学する予定です。「平和の礎」には、紀宝町出身の戦死者のお名前も刻まれているそうです。お話の最後には、「再びこんな戦争をする世にするのかしないのかは、これからの社会を築く君たちの手にかかっている。沖縄で真実を見てきてください。そして、よく歴史を学び、自分の頭で心で考えてください。」としめくくられました。今もなお起きている戦争について、遠い国で起こっている他人事として捉えるのではなく、平和な世界を築いていくということを、ぜひこの修学旅行の取組の中で感じ取って欲しいと思います。 

 放課後は、今年度の人権学習の振り返りを、県の人権教育課と紀宝町教育委員会の指導主事の方を迎え行いました。校内研修のまとめも合わせて行い、課題を含め職員自身の振り返りをしました。この会で出された意見を整理し来年度に活かしていきたいと思います。


3月15日(金)【今日の1コマ(平和学習)】

 2年生です。平和学習の取組として、今日は「ひめゆりの塔」の映画を観ました。今年度の3年生は、この平和学習と沖縄への修学旅行を経て、自分たちで平和や戦争について考え、文化祭での平和劇につなげていきました。2年生は、18日(月)の講演を聞き、ここまで戦争や平和について学んだこと、感じたことをそれぞれが宣言文につづります。

※このお話は、那覇と首里の中間に位置する沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校は、別名“ひめゆりの学園”と呼ばれており、昭和19年7月に本来ならば夏休みを実家で過ごすはずの生徒たちは激しくなる戦争に備え、再び学校へ招集されました。傷ついた戦士たちを看護する従軍命令をうけた生徒たちは、ひめゆり学徒隊として戦地へ赴くことになりました。従軍前の少女たちの日常や半ば強制的に従軍させられていく過程を描き『なぜ彼女たちが戦場へ向かったのか』。少女たちの死に至る数々のエピソードを積み重ねる一方、勇気を持って投降し“生きること”を選んだ者や戦場に取り残された者、のちに米軍によって命を助けられた者のエピソードを加え、生きることの尊さを描いています。


3月14日(木)【今日の1コマ】

 2年生の授業です。体育でソフトボールをしていました。7人対7人の試合で先生が守備専属で2人加わりました。守備が9人いるので、面白い試合になりました。

 続いて、社会の授業です。第1次世界大戦下の大戦景気について学習していました。第1次世界大戦において、日本の経済にはどのような影響があったかを考える授業でした。教科書の重要語句をワークシートにまとめ、その後グループで意見を交わしていました。


3月13日(水)【今日の1コマ(平和学習)】

 2年生は、沖縄への修学旅行に向けて準備を進めています。ここまで行き先である沖縄や現地での体験学習について調べたりしてきました。一方で「なぜ修学旅行で沖縄にいくのか?」という目的が「平和学習」です。本校では、この「平和学習」を3年間の人権学習の1つの柱として取組を進めています。18日(月)には、2名の講師の方を迎え、沖縄学徒隊についてのお話を聞かせていただく予定です。今日は、その平和学習の1つとして沖縄での戦争について学習するために、平成15年9月に放送された「さとうきび畑の唄」(平成15年度文化庁芸術祭大賞受賞作品)を観ました。子どもたちが、実際に修学旅行で訪れる『ガマ』や従軍看護師の仕事が描かれていて、戦争とは?人の命とは?について考えます。

 

※このお話は、昭和19年6月、サイパンの日本軍が玉砕し、米軍の沖縄上陸が現実味を帯びてからは、幸せな一家にも戦争の暗い影が忍び寄り、そんな家族のもとにも召集令状が届きます。主人公の息子は通信兵に志願、娘は従軍看護婦として野戦病院に派遣されます。そんな中、戦況はますます悪化し、ついに主人公である父親にも召集令状が届きます。家族で過ごす最後の日、父親は出征していく子どもたちに命の大切さを説きます。 

 

3月13日(水)【今日の1コマ】

 1年生が調理実習を行っています。今年度も紀宝町役場より地元で生産された小麦粉(中力粉)をいただきましたので、その粉を使ってうどんを打ちました。うどん作りは4ステップ。「水回し」「踏み」「のし」「たたみ&切り」です。

 子どもたちは、まず、粉に塩水を2回に分けて入れ、だまにならないように生地をまとめました。次に「踏み」。楽しく踏んでいます。ある程度踏んだら、生地を寝かせます。これを数回行います。この寝かせている間にグルテンの成長がうながされ、コシのあるうどんにつながります。

 さて、できたうどんのコシと味はここでは伝わりにくいと思いますが、子どもたちの様子から想像してみてください。


3月12日(火)【今日の1コマ】

 職員室の前の掲示板に、卒業式の前日に卒業生に向けて、在校生と職員によるメッセージが掲示されました。これは、ALTの先生が月ごとにテーマを考え季節感あふれるものになっていて、英語での学習成果を発揮する掲示物ともなっています。 

 今月のテーマは卒業生に向けてのメッセージで、サプライズ的なものともなっていました。よくグラウンドで遊んでいた3年生が描かれています。


3月11日(月)【今日の1コマ】

 本日、三重県と和歌山県で高校入試が行われています。3年生のみなさん、これまで努力してきたことを精一杯発揮して頑張ってください。

 学校では、1、2年生が学年末テストを行っています。こちらは、今年度の締めくくりとしての最後の定期テストとなります。最後まであきらめることなく、自分の力を発揮してください。


3月10日(日)

 明日は、三重県と和歌山県の高校入試(三重県後期選抜試験、和歌山県一般選抜試験)が行われます。

 生徒たちは、それぞれの進路実現に向けて、ここまでの間、放課後にも苦手な教科の学習、面接練習に励んできました。特に面接練習においては、回を重ねる毎に、前回指導を受けた点についてしっかりと考え、整理することができていて、しっかりと準備してきたのが分かりました。

 明日は、ここまで積み上げてきた自分の力を信じて、精一杯自分の力を発揮してきてくれるものと思います。3年生、がんばれ!!


3月8日(金)【今日の1コマ】

 昨日の卒業式を終え、3年生は入試の直前指導や面接練習のため、午前中で分散して登校していました。卒業生を送り出してくれた1、2年生は、普段の学校生活に戻っています。

 2年生教室を見ると、国語の授業でグループに分かれ、校内の改善するべき点についてプレゼンするための準備をしていました。校内を歩き写真を撮ったり、インターネットで調べてたりして資料を集めています。一人一台端末や電子黒板などの機器の活用もプレゼンテーションにおける1つの視点となります。

 1年生教室は、数学の授業でした。月曜日からの学年末テストに向けてプレテストを使っての確認を行っていました。昨日の涙の卒業式から一転、テストへのこの切り替えも大切な力となります。


3月7日(木)【卒業式】

 本日、9時半より第77回相野谷中学校卒業式が行われました。多くの来賓の方、保護者の方にご臨席いただき、門出を祝うことができました。卒業生は、3年間の努力と成果を今日の姿でしっかりと示してくれました。在校生も、準備から片づけ、卒業式の進行など本当にてきぱきと動き、きびきびとした姿を見せてくれ、式を素晴らしいものにしてくれました。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとう。在校生の皆さん、ありがとう。


3月6日(水)【最後の給食】

 3年生は、今日で最後の給食となりました。小さいころからずっと食べ、慣れ親しんでいた給食ともお別れとなります。今日の献立は、町内の3年生のアンケート結果で1位になった『ビビンバ』です。

 毎日調理してくれた調理員の方や、みんなの身体をつくるために、栄養を考えメニュー作りをしてくれた栄養教諭の先生に感謝し、よく噛んで食べ、思いもかみしめていました。

 

3月6日(水)【今日の1コマ】

 卒業式の練習を行いました。明日に向けて、最後の練習です。練習を重ねる度に、3年生も在校生も引き締まってきました。

 3年生は、在校生に向けてその姿からその思いを伝えてくれるものと思います。在校生はその姿を目に焼き付け、しっかりと受け継いでくれるものと思います。


3月4日(月)【今日の1コマ(卒業式準備)】

 今週の木曜日は、第77回相野谷中学校卒業式です。午後から、1、2年生で卒業式の会場準備を行いました。少ない人数ですがみんながてきぱきと仕事を見つけ動いていて、とても気持ちよく準備が進みます。

 準備の後は、全校で式歌の練習を行い、生徒会の役員による司会等の練習も行いました。

3月4日(月)【今日の1コマ】

 2限目の3年生の体育の授業に職員が参加し、3年生VS職員によるソフトボールのリベンジを期しての第2戦が行われました。結果は、教員チームは見事な返り討ちにあい16ー4で3年生チームの圧勝でした。子どもたちの打撃もさることながら、堅実な守備が随所にありました。声も出ていて笑顔いっぱいの時間でした。

 これで、中学校での体育の授業は最後となり、担当からは運動の楽しさと大切さについてお話がありました。


2月29日(木)【今日の1コマ】

 保健福祉委員会の活動で、相野谷ストアさんと相野谷郵便局さんにプランターの花を届けました。この花は、学校で担当の教員が種から育てた苗を、生徒たちがプランターに植えかえ、休み時間などに世話をしてこの日まで育ててきたものです。きれいな花が咲いてきていますので、ぜひお近くを通った際には見てください。


2月28日(水)【今日の1コマ】

 3年生の中学校生活の思い出づくりの一環で、体育の授業の中で3年生+担任、副担任VS職員のソフトボールを行いました。始まるまで、3年生にはサプライズイベントでした。

 試合は、白熱。4回まで0ー0で進行し、好プレー?珍プレー?ありの好ゲームでした。子どもたちは、みんな上手くてゴロもフライも確実にさばいていきます。一方、先生たちは、徐々に足も体も動かなくなる中、懸命のプレイで、何とか食らいつき、観ている人たちを喜ばせていました。(授業を終えた、1、2年生も観戦していました)

 最終的には、3-0で3年生チームの勝利でした。子どもたちは元気に声を出し、笑顔いっぱいの時間でした。職員も生徒に負けじと声を出し、久々に体を動かし、いい汗をかきました。(明日から、きっと体のあちこちが・・・。今日は残念ながら3年生に欠席者もいましたので、「またしたい!」の声が上がることでしょう。)


2月27日(火)【今日の1コマ(人権学習)】

 昨日に引き続き、3年生で人権学習を行いました。今日は、昨日の『外国人と人権について考える』の授業での関係が良くなったわけを考えて書いた記述を「行動と気持ち(相手に対する思い)」の2つに整理し、さらに、これまで行ってきた人権学習を振り返ることから始まりました。これまでやってきたことを、記憶をたどる子どもたち。忘れてしまっていることもあります。授業の中で先生たちが演じた場面を思い出す子もいます。あいまいな部分が少しずつ思い出され、こういった活動が大切なんだなと思いました。やったから覚えているだけでは、知識のみの学習です。差別と向き合うことは、知識としてだけではなく、自分事としてしっかりと自分の中に残していること、他者を思いやり、大切にしたりすることを自分の中にしっかり持つこと、そして自らの行動につなげることができることが必要だと感じました。これらのことから、昨日の授業を「外国人差別に限ったことではなく、すべての人、困っている人に通じる話であり、自分たちにできることはたくさんある」と振り返りました。

 次に、「もし、関係が良くなる方向にいかない人というのは、どんな考えなのか?」と投げかけました。

 そして、「差別に出会ったらどうしますか?」と考えさせます。子どもたちは、差別の場面を見たら?差別を受けた人には?差別した人には?差別されたら?差別してしまったら?と、様々な視点で自分事として考えていました。

 最後に授業者からは、卒業を控える子どもたちに向けて、「素敵な卒業後の生活があることを願っている。」と結びました。授業者の思いが詰まった1時間でした。


2月26日(月)【今日の1コマ】

 生徒会主催の『3年生を送る会(送別行事)』が行われました。プログラムは、1.なんでもバスケット(フルーツバスケットの何でも版)。2.ドッチボール。3.校内かくれんぼ。の3本です。

 生徒会より、説明があり、さっそくみんなで楽しく体を動かしました。

 校内かくれんぼは、時間を延長しても見つけることができない(見事に隠れ切った)生徒がいました。いったい、どこに隠れていたのでしょうか?生徒会のみなさん、準備に運営にご苦労様でした。楽しい思い出の1ページをありがとう。

2月26日(月)【今日の1コマ(人権学習)】

 3年生では、今日と明日の2回、人権学習で『外国人と人権について考える』の授業を行います。今日の目標は、「外国人に対する差別・偏見をなくしていくために、多様性を受け入れ、お互いを理解・尊重していく態度を育む」ことで、明日は、今日の授業を踏まえ、「卒業を見据え、中学校生活を振り返り、差別のない社会をつくる実践力を養う」ことにあります。

 今日の授業では、まず、子どもたちから外国人の方へのイメージをペアで話し、全体で聞くところから始まりました。その後、2本の人権啓発動画を観て、子どもたちに良い行動とダメな行動をそれぞれ考えさせ、それをもとに、動画の中では、外国人の方と地域の人との関係が良くなったのはなぜか?どんな気持ちを持ったからか?を考えさせるものでした。子どもたちからは、

「相手のことを少しでも知ることができたら、少しずつ相手の分からないことが分かってくるから」

「偏見を持たずに過ごしたところ」

「相手のことをしっかりと理解しようという気持ち」

「相手の文化、行動を理解しようと自分のできる範囲で会話しようとしたから」

「謝りに行ったから。やさしいから」

「外国人でも人に対する行動が良いから。外国人は住んでいた国が違うだけで心が通じると思ったから」

「自分たちが思っているよりも外国人はいい人だと気づいて話をするようになったから」

「助けたり、分からないことは教え合って相手を知っていったから」

「誰かの良い行動で、周りの人が理解して偏見がなくなったから」との考えが出されました。そして、最後に、自分たちには何ができるのかを考えさせるものでした。

 明日は、この授業をもとに自分のことを振り返ったり、友だち関係のことについて考えたりします。

2月26日(月)【人権と防災】

 紀宝町高齢者生産活動センターにて『人権・防災学習』を行いました。小学校5、6年生と中学1年生が4つの縦割り班となり、タウンウォッチングして気付いたこと(非常災害時の危険な場所や役に立つもの)を防災マップとして作成したものを、地域の方たちに紹介しました。今日は、14人もの地域の方たちが参加していただき、実際に平尾井地区を子どもたちと一緒に歩き、子どもたちの説明を聞いていただきました。途中、地域の方からも気づいたことなどのアドバイスやお話を聞かせていただき、子どもたちの気づきと合わせ、深まりのあるものとなりました。


2月23日(金)【部活動の1コマ】

 本日、紀南高等学校体育館にて『第9回杉井杯争奪卓球大会』が行われ、本校生徒も参加しました。この大会は平成23年の紀伊半島大水害のあと、紀南地域を少しでも元気にと開催されてきたもので、コロナの影響で今回は4年ぶりの開催となりました。大会に先立ち日本リーグのトップ選手による講習会も開催され、刺激を受けたことと思います。参加した生徒たちは、県内外の選手たちと対戦する機会を得ることができ、今日のこの経験を今後の練習に活かしてくれるものと思います。 


2月16日(金)【今日の1コマ】

 今日は1限目より各学年で実力テストを行っています。1.国、2.社、3.数、4.英、5.理の高校入試の試験と同様の順番で実施しました。定期テストは多くても3教科の実施ですので、5教科を一日で実施するのは実力テストと入試の時だけになります。3年生は最後の実力テストで、2年生は、ここから3年生での受検モードに入っていくことになります。


2月15日(木)【他校の実践より学ぶ】

 本日、町内の学校で「人権学習」が行われましたので、参観させていただきました。1年生の授業で、日本で生活している外国人の方3人をお迎えして話を聞かせていただく講演形式(随時質問も受け付けてくれるキャッチボール有)の内容でした。お一人の方は、以前本校の文化祭に来ていただき、素敵なピアノとギターの演奏で歌声を聞かせてくれた方でした。

 まずそれぞれの方から、「いつ」「どこから」「どうして日本に」「今は何をしているのか」など自己紹介としてお話しくださいました。そして、日本に来て苦労したことや好きなところ、好きになれないところについて話してくれました。一人の方が全体の進行役としてその場を進めてくれていて、3人の掛け合い的な話はテレビや映画で日本のことを語ってくれているようで、とても聞きやすく、面白く、あっという間の時間でした。やはり、日本に来て苦労したのは言葉だそうで、言葉が分からないときはつらかったそうです。その経験から、言葉を身につけるには、間違ってもいい、カタカナ発音でもいい、違っててもいいので恥ずかしがらずに使うことだとおっしゃられていました。また、日本人は外国人の人だからわからなくてもいい、許されることが多かったという「ポジティブ差別」を受けたとのお話もありました。海外の夏休みや学校のこと、宿題のこと、働き方など様々な視点からのお話でした。

 外国人の方たちとの出会いは、学校ではALTの先生と日常的な出会いがあります。今回も、そんな出会いから、人権について考えるきっかけになるものだと感じました。

 

2月15日(木)【京城跡フィールドワーク】

 昨日、1年生が、一昨日の事前学習を経て、京城跡フィールドワークを行いました。この日は、京城跡保存・活用・整備検討委員会の寺尾委員長と事務局の竹鼻さんをお迎えし、現地で説明を聞きながら約1時間歩きました。前日に話を聞いていたのでよくわかった部分と、現地で実際に行ってみて観るのとでは、子どもたちの反応は違ったように思いました。少ない人数でしたので、大人数では入っていきにくい所にまで入ることができ説明を聞かせていただいたので、とてもよい学習になりました。子どもたちも、当時の人達がどんな思いで城を築き、敵の侵入を食い止めようとしていたのかイメージできたのではないでしょうか。


2月14日(水)【今日の1コマ】

 本日、卒業記念写真を撮影しました。卒業式が日に日に近づいています。残り16日です。本日撮った写真は、卒業生に卒業式の日に渡します。(3年生は、卒業アルバムも各自で写真を選んで作っていますので、そちらにも載せる子たちがいると思います)


2月13日(火)【今日の1コマ】

 6限目に、京城跡保存・活用・整備検討委員会の寺尾委員長をお迎えし、「京城跡」についてお話を聞かせていただきました。本校では、毎年1年生が「京城跡」について学習しています。町内にある24の文化財のうち、中学校の横にあり、身近な存在である「京城跡」。今日、お話しいただいた寺尾さんにとっては、子どもの頃の遊び場の1つであったそうです。

 ここまで、本校では現2、3年生がそれぞれ1年生の時に、今日のように事前学習やフィールドワークを行って京城跡について学んだあと、自分たちにできること、地域のために何か貢献できることはないかと考え、案内看板を作成しました。そして、今年度、地域の方たちのお力も借りて、現地に設置することができました(詳しくは、「京城跡について」のページをご覧ください)。

 今年の1年生も今日学んだことを踏まえ、明日のフィールドワークによる現地での学習を経て、自分たちに何かできることはないかと考えてくれると思います。


2月8日(木)【今日の1コマ】

 本日、1年生のキャリア教育(進路学習)の1つとして、大同大学工学部から先生をお迎えしてお話しを聞かせていただきました。子どもたちは、これからキャリア教育として、様々な仕事があることを学び、そして自分の進路実現に向けて努力するための目標をもって、勉強に励んでいけるよう学習を積んでいきます。2年生での職場体験学習もその1つとなります。

 今日は、大学の先生(小学校から大学まで多くの「先生」がいますが、一番人数が多いのが大学の先生であり、年齢に制限がなく最も幅広い年齢の人が働く場)の仕事についてや、中学の時には勉強が全然できなかったが、高校に入り金属に興味を持ち、それをきっかけに勉強ができるようになったこと。先生の研究である「におい」についての話(見えないにおいを視覚化する)で、明石家さんまさんの「ほんまでっかTV」にも3回出演されたのでご存じの方もみえるかもしれません。また、その研究をどうやってしてきたか(お金の仕組みも)など話していただきました。最後のメッセージでは、AIについてお話してくださり、「鉄の鍬を使って田畑を耕し、穀物を育てて生きる時代から、AI技術の進歩により、生産性が飛躍的に高まることで、食料生産は自動化されていく。」そんな時代に君たちは生きている、生きていくということでした。

 子どもたちが、これからの時代をどう生きていくのか、自分の進路をどのように考えていくの、そんなきっかけになる1時間だったのではないでしょうか。明日からの1年生が楽しみです。

 今日のお話は、ライブ配信により欠席した生徒も一緒に聞くことができたので良かったです。子どもたちも嬉しそうにカメラに向かって手を振っていました。


2月7日(水)【今日の1コマ】

 午後より、全校の英語の授業でALTの先生と「English Festival」を行いました。各学年教室とグラウンド、ホールを使って、クイズやゲームなどのアクティビティを行い、グループ(5or6人の6グループ)で競いました。もちろん、お題はすべて英語です。解答も英語となります。これまで学習してきたことを使って楽しく英語を学びます。先輩の姿を見て、後輩たちもこれから習うことに興味を持つきっかけにする動機づけもねらいの1つとしています。

 アクティビティ中は、日本語禁止で、日本語を使った場合は、その場にいる先生にハート型のライフ(1人3つ)を1つとられてしまいます。最後までライフが残っていたら、ご褒美も。

 アクティビティには、教室においてあるものを1つ選んで、選んだものを英語で紹介するCM撮影をするものや、クイズに答えられた分の輪っかがもらえ、それで輪投げをして入った数が点数になるというもの、目隠しした相棒を、英語で目的地まで導くものなどがありました。子どもたちは、みな楽しそうに活動していました。


2月6日(火)【今日の1コマ】

 本日午後より、本校1年生と小学校5、6年生が相野谷小学校図書室に集まり、「人権・防災学習」のマップつくりを行いました。これは、1月29日(月)に縦割りの4班に分かれて平尾井地区を実際に歩いて見つけてきたものを、地図にわかりやすくまとめる活動となります。地図に落とし込む視点としては、非常災害時に役立つもの、危険なものを様々な人の立場で考えて探してきました。どんなマップができるのか、とても楽しみです。

※まとめたものは、26日(月)10時より、平尾井の高齢者生産改善センターで地域の人たちに発表します。みなさん、ぜひ見に来てください。


2月3日(日)【昨日の1コマ】

 昨日2日(土)に桑名市の輪中ドームで行われました「第一回美し国市町対抗中学生ソフトテニス大会」に南牟婁郡・熊野市地区代表として本校からも1名の生徒が矢渕中、有馬中の選手と出場しました。残念ながら1回戦で松阪地区代表Bに1-2で負けてしまいましたが、フレンドリーマッチでは桑名地区代表Bに勝つことができ、次につながる経験となりました。他校の代表選手と共に試合を行った経験は、普段の試合とは異なる、貴重なものになったと思います。送迎、応援ありがとうございました。


2月2日(金)【今日の1コマ(授業風景)】

 本校では、定期的に若手教員の育成支援として紀州教育支援事務所の指導主事の先生をお迎えしてご指導いただいています。今日も、3年生の社会の授業を観ていただき、指導・助言をいただきました。

 子どもたちは、とても落ち着いていて授業に取り組んでいます。また、授業者の意図を組んでいろいろ考えてもくれます。しかし、授業者はその子どもたちの頑張りに甘えることなく、しっかりとその様子を観察し、「めあて」に到達しているのか見極めていかなければなりません。その授業中に観ることができなかった点を振り返るために、授業の終わりには子どもたちに今日の授業を振り返る時間を作っています。これが、「ふりかえり」と呼んでいるものです。子どもたちのノートやワークシートには、この「ふりかえり」の記述があると思います。授業においては、この「めあて」と「ふりかえり」がしっかりとつながっているのかが授業づくりの第一歩となります。ご家庭で子どもたちに、「今日の授業はどんなことしたの?」と声をかけていただくと、この振り返りの内容が返ってくるのではないでしょうか。


1月31日(水)【学校の風景(チーム学校)】

 当地域で教育相談を行っている相談員の方に来ていただき、生徒一人ひとりの困り感や学級づくりについてアドバイスをいただきました。今年度3度目の来校で、専門的な見地より継続的に子どもたちを見ていただいている方からのアドバイスをいただくことができるため、普段見落としていることや悩んでいることなどについて教えていただくことができました。今日も午前中から子どもたちの授業中の様子や休み時間等の過ごし方、また、保護者の相談にも応じていただき、子どもたち一人ひとりについて、個別の相談に対してアドバイスをいただきました。

 私たち教職員も様々な方たちのお力を借りて、そして学び、今後も生徒一人ひとりを大切にし、安心して学べる学校づくりをすすめていきます。


1月30日(火)【今日の1コマ②(地域清掃活動)】

 6限目に、5つの班に分かれて地域清掃活動を行いました。今回の清掃場所は、①左田トンネル付近、②神社前から親水公園方面、③深田グラウンド方面、④ガソリンスタンド方面、⑥小学校方面です。環境安全委員会がリーダーとなり、縦割り班を編成し、清掃活動をしました。ゴミも5種類(燃えるゴミ、缶、瓶、燃やせないゴミ、資源プラスチック類)に分別しながら集めました。

 全員が蛍光たすきをかけて、道路の右側を集めることを基本とし、目的地を折り返しての収集となります。ゴミを拾いながらなので、足元ばかりに注意がいかないように、列の前と後ろで連携をとり、車等にもみんなで注意をはらいます。約1時間の活動でしたが、熱心に拾うあまり・・・。戻りは駅伝大会の続きのような班も。温かくみんなで迎えました。

 子どもたちがゴミを拾うことで、環境への意識を高め、自分たちの街をきれいにする、大切にする心が育まれるだけではなく、その姿を見た人たちが、ポイ捨てなどをやめ環境を守ることにもつながればと思います。

1月30日(火)【今日の1コマ①】

 今日は、3年生が中間テストの2日目で、1、2年生はみえスタディ・チェックを行っています。2年生は、一部CBT(Computer Based Testingの略で「コンピュータ上で実施される試験」)で行います。従来のように問題用紙が配付されて解答用紙に鉛筆などで記入する方式とは異なり、問題提示も解答入力も、あるいは採点作業もすべてコンピュータ上で実施しています(記述式問題などは、従来通り)。1年生は、従来の形でこれまでの過去問を使っての取組としました。3学期も残り2ヶ月ほど、このみえスタディ・チェックは、子どもたちにとっては、今の自分を知るため(どこができてどこに課題があるのかを知り)、自学ノートで何をするのか参考にするなど、今後の学習に活かして欲しいと思います。また、わたくしたち教員は、子どもたちの課題を知ることで、しっかりとこれまでの自らの授業を見つめ直し、改善するための手だてを講じ、今後の授業づくりにつなげます。


1月29日(月)【今日の1コマ②(人権と防災)】

 本日午後より、本校1年生と小学校5、6年生で「人権・防災学習」を平尾井の高齢者生産活動センターで行いました。この学習は、今年度で3年目を迎え、子どもたちが班に分かれタウンウォッチングを行い、それを防災マップにし、地域の方たちに地区の危険箇所や防災に役立つものがどこにあるのか知ってもらう取組にしています。これまでにも大里地区、井内地区で行っています。

 今日は、三重大学より川口准教授をお迎えし、次回のマップ作りに向けて、タウンウォッチングでの視点や考え方についてお話しいただき、4つの班にわかれて平尾井地区を歩き、タブレット端末で写真を撮り、地図に印をつけ情報収集してきました。人権とついているのは、一人で逃げられない人は?車いすの人は?このブロック塀が倒れたら、どんな人でも通れるかな?など、自分だけの視点ではなく、いろんな人の視点での当事者意識を持って地区を歩きました。

 川口先生からは、「雪の多い地域が大雪で交通機関や生活機能が停止することがないのは、日頃から備え、対策ができているから」という例えから、「地震はいつ起きるか分かりません。地震の多いこの国は、地震に備えることが大切で、自分の安全を確保することで周りが見えるようになり、周りを助けることができる。そして、他地域からの助けはあるかもしれないが、まずは、そばにいる人たちが助け合うこと」だとお話いただきました。次回2月6日のマップ作りに向けても、「知らない人が見てもわかりやすいもの、人に伝えることを目指して取り組んでほしい」とのお言葉もいただきました。これも、聞く人、見る人の視点に立った、当事者意識ですよね。

 地域の方たちを招いての発表は、2月20日(火)に行います。地域の方はぜひ平尾井の高齢者生産活動センターに来て、子どもたちの声を聴くとともに防災について学びましょう。

1月29日(月)【今日の1コマ①】

 3年生は今日明日の2日間で、中間テストを行います。定期テストとしては、これが中学校での最後のテストとなります。受検も始まっており、面接練習などの受験勉強とも並行してのここまででしたが、積み上げてきたものを精一杯出してほしいと願っています。

 日々の積み上げが、受検にも表れると思います。面接も、その時だけの付け焼刃では、面接官には見透かされます。面接室への入退室が普段の職員室等への入退室、質問の受け応えでは日頃の言葉遣いがあらわれます。今日を含め卒業式まで登校する日は残り27日です。日常をしっかりと大切にして臨んで欲しいと思います。


1月29日(月)【小学校の授業より】

 先日、相野谷小学校の3、4年生の算数の授業を参観させていただく機会がありました。3年生は掛け算で3ケタ×2ケタの筆算、4年生は面積の学習でした。複式学級の授業を観るのは久しぶりでしたので、とても楽しみでした。

 今回の授業では、指導者の関わりは主に4年生で、3年生は自分たちで進めていけるような手立てが施されており、タイマーを使うなど時間の使い方も含めしっかりと取り組んでいました。どちらの学年も、課題の設定が素敵で、子どもたちのわからなさをきっかけに、頭の中を様々な考えがぐるぐるとまわり続ける45分間でした。面積は縦×横の長方形で求めることが分かっていても、いざ、入り組んだ複雑な形の図形になると、このシンプルに考えることの組み合わせで解くということが、どれだけ理解されているのかがよく見えてきます。小学校でこのような課題に取り組ませていただき、自分たちで解決しようとする姿勢を身につけてくれていることが基礎となり、中学校での学習に確実に生かされると感じました。とても楽しい授業でした。


1月28日(日)【部活動の様子】

 三重県知事杯ジュニアソフトテニスシングルス選手権大会が鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で行われました。本校からも地区予選を勝ち抜き2人の生徒が出場しました。 

 結果は、残念ながらともに一回戦で敗退いたしましたが、他地区の選手と試合をすることや移動しての慣れない場所での試合を経験することから、それぞれが得るものはあったのではないでしょうか。試合後は、「ポジショニングをうまくなってもっとボールを返したい」「また来年ここに来たい」と次の課題や目標を見据えていました。次年度へつながる一日になったのではないでしょうか。