10月6日(金)【学校の風景】 

 放課後に今年度2回目の「実用英語技能検定」(英検)が行われました。今回は、2年生と3年生から7人が5級~準2級の試験にチャレンジしました。

 先日の高校説明会の中でも、英検をとりあげての説明があり、大学進学に関わって英検の取得級によっては、授業料や入学金が免除されるなど、取得することのメリットが話されていました。進路に関しても英検は重要な気がします。このチャレンジはきっと次へのステップにつながるものになると思います。

 3回目の試験が年明けに(申込締切は12/12)ありますので、まだチャレンジしたことのない子も、自分の力を試してみませんか。

 

10月6日(金)【授業風景】

 6時間目に、後期専門委員会を行いました。今日は、後期の委員が集まる初めての会なので、委員長を決めたり、後期の活動についての話し合いがもたれました。先日所信表明を述べた生徒会役員が、各委員会をまわり、今日の会で話し合うことなどを説明していました。今日の会で話し合われたことは、20日(金)の生徒総会で発表し、質疑を受けて後期の活動方針が決定します。前期の反省を踏まえて、どんな活動方針が出されるのか楽しみです。


10月5日(木)【授業風景(3年)】

 3年生は、文化祭の平和学習の発表に向けての取組が始まりました。3年生は2年生の3学期から、沖縄への修学旅行に向けて、この平和学習に取り組んできました。今日は、修学旅行を振り返り、「ひめゆりの塔(1995年)」の映画を観ました。沖縄に行く前にも、1953年のモノクロ映画を観ている子どもたち。そして、沖縄への修学旅行を経て、今日あらためて映画を観ています。映像に引き込まれている子どもたちの表情(真剣なまなざし)と、静まり返った教室の雰囲気が、言葉なくとも、子どもたちがどんな思いを巡らせているのか伝わってきました。映像と現地がリンクして、子どもたちは平和への思いを強くしたのではないでしょうか。

 今後、文化祭に向けて、どんな取組に発展するのか、興味深く見守りたいと思います。

10月5日(木)【学校の風景】

 今日は「あいさつ運動」の日でした。朝、各箇所に先生たちと生徒会役員の子どもたちが立って、元気なあいさつを交わしています。出会う地域の方たちとも、あいさつを交わしている様子がみられました。普段からの登下校時の子どもたちのあいさつはいかがですか?子どもたちから、あいさつができていますでしょうか?

 子どもたちの元気で明るいあいさつが、朝から響き渡り、暑さも和らぎ、天気もさわやかで、とても心地よい一日のスタートです。

 生徒会役員は、昨日、後期の役員が決まり所信表明をしたところですが、今日は、新旧の役員が行っていました。生徒会活動は、明日に専門委員会を開き、後期の活動計画が話し合われます。


10月4日(水)【学校の風景】

 放課後に生徒会役員の所信表明を行いました。それぞれの、言葉から一部を紹介いたします。

〈会長〉「文化祭を見に来てくれる人を元気にしたい。文化祭を通して相野谷中が良くなるようにしたい」

〈副会長〉「前期に先輩から色々な事を学べました。それを後期でも生かして、行事を率先して盛り上げていきたい」

〈書記〉「先輩の生徒会役員の姿が楽しそうだった。運動会は3年生が引っ張ってくれたので、今度は自分たちが引っ張れる存在になろうと思う。」

〈会計〉「卒業式の時に、3年生のみんなに良かったと思えるようにしたい。」

4人の皆さん、相野谷中学校をよろしくお願いします。生徒の皆さん、所信表明の中では皆さんの協力を求める言葉もありました。しっかり4人を支え、一人ひとりの個性を活かし、元気いっぱいの相野谷中学校にしてください。まずは、全員の言葉にあった文化祭ですね。大いに期待しています。

 各学年からの選挙管理委員の皆さん、運営・進行ありがとうございました。


10月3日(火)【授業風景】
 紀宝町社会福祉協議会に依頼しての福祉体験学習を行いました。今日は、全校生徒で全盲の方お二人をお迎えして、生活の様子や身の回りの工夫された物などの話しを聞かせていただくことから、自分たちにできることや、関わり方を考えるための時間を持ちました。講師の方からは、白杖を持っている人がいたら、「大丈夫ですか。」「お手伝いしましょうか。」と声をかけてもらうと、とても嬉しいというお話もありました。また、「SSピンポン」の競技者でもある黒田智子(のりこ)さんからは、競技の説明だけでなく、全盲になる前のお話から病気で視力を失った時の気持ち、そして競技に出会ってからのお話を聞かせていただくことができました。
 子どもたちは、アイマスクを付けての体験もしながらダブルス競技を行いました。じゃんけんも声に出し、声でのコミュニケーションを図りつつ、でも、音を頼りにしてのスポーツなので、競技中は静かにしたりと、玉から聞こえる音を頼りに夢中になっていました。黒田さんは、東京オリンピックの聖火ランナーを務めた方でもあり、本物の聖火トーチを体育館にいる全員でトーチリレーするというサプライズをさせていただきました。貴重な体験の連続でした。1年生は、この体験と学習したことをこれからまとめて文化祭で発表します。どのように感じていて、どのようにまとめてくれるのかとても楽しみです。
※「SSピンポン」とは、三重県発祥のスポーツで、障がい、健常関係なく楽しむことができるユニバーサルスポーツで、転がすと音が鳴るボールと、ラバーなしのラケットを用い、テーブルとネットの間の隙間をくぐらせる競技です。子どもから大人まで誰でも参加できるスポーツで、シングル戦またはダブルス戦で行う、生涯スポーツです。SSピンポンのSSとは、生涯(Syougai)とスポーツ(Sports)を頭文字にしています。

10月2日(月)【県陸上大会】

 9月30日(土)と10月1日(日)に、三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場にて「三重県中学校陸上競技大会」が行われました。本校からは、1日目の投てきの部の砲丸投げに2年生から1人、2日目のトラックの部の400mと3000mに3年生が1人、出場しました。8月の地区予選後から、放課後に練習を行い、この日に備えました。

 当日は、練習の成果を発揮できた部分とできなかった部分とがありましたが、自己ベストを出すなどレベルの高い中で、精一杯の姿をしっかりとみせてくれました。この経験を、今後の様々な活動の中で生かしてくれるものと思います。


9月29日(金)【学校の風景②】

 午後からは、2、3年生と保護者の方を対象とした、高校説明会を行いました。

 木本高校、紀南高校、新宮高校、新翔高校、近大新宮高校の5校から、それぞれの高校の紹介と令和6年度の入試についてや高校での勉強、部活動や高校卒業後の進路について等、幅広く話を聞かせていただきました。

 子どもたちは、自分の進路選択の高校を念頭に置きながらも、他の高校の話を聞くことで、良く分かった部分、高校の大変さを知った部分など、いろいろ知ることができました。進路選択に向けて少し具体的に見えたことで、かえって悩むことになった子もいるかと思いますが、自分の将来に向けての大事な時期です。しっかり悩み、しっかり考えてほしいと思います。

※今日の説明を受けて、疑問に思うこと、分からないことなどは、学校まで連絡してください。高校側に伝えさせていただきます。

9月29日(金)【学校の風景①】

 今日は「中秋の名月」です。子どもたちが楽しみにしている季節行事の一つの「芋たばり~たばらして~」の日です(全国的には、「お月見どろうぼう」という名称で、県内では四日市などでも同じような風習が続いている地域があるそうです)。たばらしては、この日だけでも子どもたちに腹いっぱい食べさせたいという地域の思いから、各家庭での収穫物を並べ、ふるまったという話を聞いたことがあります。子どもたちが「たばらして」と言って各家庭を周り、地域の人とコミュニケーションをとりながら、お菓子や地域の特産物をマナー良くいただいてくるものです。海外ではハロウィーンの風習がこれにあたり、「たばらして」が「trick or treat 」になるのでしょうか。今日は、空気も澄んでいて、きれいなお月様が見れれるのではないでしょうか。

 そこで、学校では朝の時間を使って、生徒指導担当より交通安全指導を行いました。以前には、この日に悲しい事故が起きています。月夜の中、子どもたちが活動することが予想されるので、あらためて、交通安全と「たばらして」のマナーを確認しました。左側通行、ヘルメットの着用、並列走行の禁止、ライトの点灯、一旦停止、スピードを出し過ぎないことなど、しっかりと交通ルールを守り、地域行事を安全に楽しんでほしいと思います。

 子どもたちは、運動会では、「地域の人たちに元気を」と頑張りました。今日も地域に明るく元気を与えられるようしっかりと挨拶をしてマナー良く回ってくれると思います。

 保護者・地域の皆さまも今日は子どもたちとコミュニケーションをとりながら、安全についての見守りもお願いいたします。


9月27日(水)【学校の風景②】

 今日は、紀州教育支援事務所の指導主事の先生や町教委のアドバイザーを迎えて、1年生の社会科で若手教員の育成という視点で授業を観ていただき、指導・助言を仰ぎました。今日の授業のめあては「南アメリカ州の国々の産業について知ろう!」でした。子どもたちは、グループになり教科書を読んで、ブラジルの農業と工業について、どのように変化したのかワークシートにまとめていました。長文を読み、まとめるのに苦労している子もいましたが、先生からの「例文」をヒントに、それぞれがあきらめることなくまとめることができていました。

 子どもたちは、ブラジルが南アメリカ州であるということを知らなかったり、今はコーヒー豆の輸出に依存しておらず、大豆や鶏肉などの生産が盛んになっていることなどについて学びました。この後、なぜ、産業に変化があったのかその理由について考えたり、アルゼンチンなど他の国はどうなの?という授業を行い、子どもたちをゆさぶり、考えを深めていきます。

9月27日(水)【学校の風景①】

 前期専門委員会を行い、各委員会で集まり前期のまとめを行いました。

 5月17日の生徒総会で、それぞれが掲げた活動計画について、ここまでの取組をふりかえりました。

・生徒会本部:『十人十色』・・・「一人ひとりの個性を活かし、助け合い、良い学校にしていきたい」の目標で、あいさつ運動、1年生の歓迎会を行いました。

・環境安全委員会:『通いやすい学校にしよう』・・・「学校をきれいにして通いやすい学校にする」の目標で、地域清掃活動、掃除用具の点検、ロッカーの点検を行いました。

・図書広報委員会:『もっと本に興味を持ってもらうように活動する!』・・・本の紹介など、本に興味を持ってもらい、一人月に1冊を目標に活動しました。中体連前には、大会参加への意気込みをインタビューを計画していました。

・保健福祉委員会:『Beatiful・・・clean clean』・・・美しい学校、清潔さを保ちたいという思いからの目標で、手洗い用せっけんやアルコールの点検・補充、ペットボトルのキャップを3万個集めることを目標に活動しました。

 今日の振り返りをもとに、一人ひとりが個々の取組と各委員会(組織)としての取組をどのように感じたのかとても楽しみです。この結果は、今後の子どもたちの行動と言動にあらわれてくるのではないでしょうか。


9月26日(月)【学校の風景】

 日曜日の運動会は、天気にも恵まれ?子どもたちの素敵な笑顔と地域の方たちに元気を届けられる一日となりました。子どもたちは、元気に登校して、日常に戻りました。

 運動会の2年生の振り返りでは、「3年生がとてもがんばっていて、教えるのがうまいと思った。」「3年生が引っ張ってくれたので、来年がんばりたいと思いました。」「来年は3年生になってソーランを教える側だから、もっと練習する。」「来年度は一番前で踊るから、1、2年生のお手本になれるようにしたい。」「来年は自分たちが踊って教える側なので、もっと前向きに努力してがんばりたいと思いました。」「3年生が分かりやすくソーランを教えてくれた。」「3年生の人たちが、分からないところがあれば何でも教えてくれたから覚えられた。」「次は3年生として、みんなを引っ張れたらいいなと思います。」と、3年生への思いをつづっていました。しっかりと、バトンが受け継がれていると感じました。

 運動会に来ていただいた方たちには、子どもたちの姿がどのように映っていましたか。


9月24日(日)【学校の風景】

 本日は、相野谷合同運動会でした。朝のうち少し雨がパラパラと降ってきましたが、運動会には影響もなく予定通りの8時45分より開催することができました。地域の方たち(卒業生も)にも多く来ていただき、にぎやかな運動会になったように感じました。

 子ども(保育所、小学生、中学生)たちも、これまでの練習の成果を精一杯披露してくれました。地域の競技も復活し、素敵な運動会になったと感じました。最後の「お楽しみ抽選会」も、相野谷地区ならではのもので、とても良い雰囲気の中、締めくくっていただきました。これからも、地域の宝である子供たちの成長をともに支えていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 中学生は、『地域の人たちに元気を』をテーマに、ここまで取り組んできました。観に来ていただいた方には、その思いが十分に伝わるものになったのではないでしょうか。私たち教職員も、子どもたちからしっかりと元気をもらいました。ありがとう!!

9月23日(土)【学校の風景】

 昨晩から今朝にかけて少し雨が降りましたが、その後は雨に降られることもなくグラウンドの方は、写真のように順調に乾いてきていて、明日の運動会に備え、コンディションが良くなっていました。

 明日は、雨の心配はなく、今日よりも天気が良くなる予報ですが、暑さ指数もここのところ31を超えることがなく今日まで来ていますので、良いコンディションの中、運動会ができるのではないかと思っています。

 明日は、6時30分頃判断し、保護者の方にはマチコミで実施の有無を流します。(地区の方には延期の場合、午前6時45分頃相野谷地区放送でお知らせします)。

 実施決定後は、昨日できなかった、ライン引きやテント設営などを行い、8時45分開始予定となっています。子どもたちの頑張っている姿をぜひ観に来てください。

※ご観覧いただく際には、水分補給ができるよう飲料水をご持参ください。


9月22日(金)【授業風景②】

 今日は、日曜日の運動会に向けて、授業日としては前日にあたる日となります。最終的な確認と準備の一日となりました。

 まずはダンス。講師の先生からの指導は、本日が最終日となります。全体をしっかり通して、細かな動きの確認です。少しのコツで、動きの見え方、キレが変わります。そのコツの指導の言葉が適切でわかりやすいため、子どもたちの動きがすぐに変わりました。

 授業の最後には、全員での記念撮影を行い、3年生中心に頑張ってきたソーランを披露しました。運動会当日も観に来てくれるとのこと。当日は、これまでの最高の演技を見せてくれることが、十分に期待させてくれる最終日でした。今日までのご指導、ありがとうございました。

 6限目は小学校に移動しての準備を行いました。当初予定していた準備をすべてすることはできませんが、自分たちの運動会としてしっかりと気持ちの入った動きをしてくれていました。

9月22日(金)【授業風景①】

 1時間目の1年生の家庭科の授業です。今日は、文化祭の展示に向けて個々の作品作りを行っていました。製作していたのは、ブックカバーとマイクロファイバークリーナーです。

 今日は、ブックカバー組は、カバーのひものような部分を丁寧に縫い合わせていました。クリーナー組は、縫い代をつくるためにマイクロファイバーの一部を切ったり、手を入れる部分の縫い合わせを行ったりする準備をしていました。

 全員が集中して細かい作業を行っていました。根気のいる細かい作業になると思いますが、この積み上げが素敵な作品になると思います。今から出来上がりが楽しみです。


9月20日(水)【学校の風景】

 今日は、日曜日の運動会に向けて小中合同の練習(総練習)を行いました。9時過ぎから休憩を入れて2時間ほど、小学校と中学校の種目の練習をするとともに、先週打ち合わせをした係(小5~中3)の動きを確認しました。開会式から閉会式までの間、徒競走やダンスなど通して練習するものから、当日のお楽しみで入退場の確認だけで終わるものと、種目により様々な形で行いましたが、係の動きだけは今日が初めてになるので、しっかりと確認をしていました。この係の動きも当日の運動会をスムーズに行う重要な役割を担っています。運動会当日に向けて、こちらの準備もしっかり整ってきました。本番を楽しみにしてください。子どもたち、しっかり動いています。※本日の写真は、係の動きを追ってみました。


9月15日(金)【今日の学校】

 この日は盛りだくさんの1日でした。

 まず、2回目のダンスの授業です。前回に引き続きの授業でしたが、子どもたちはこの2回で一通りの動きを覚え、曲に合わせて最後まで踊れるようになりました。講師の先生の教え方・伝え方は「見事」の一言ですが、それについていき、明るく前向きに動いている子どもたちも素敵です。講師の方からも、授業の終わりに子どもたちに対してお褒めの言葉をいただきました。とてもうれしい気持ちになりました。

 次に、午前中はALTの先生が3名来てくれました。以前もお伝えいたしましたが、夏季休業中に3人のALTの先生のうち、2名の方が紀宝町での勤務を終えられたので、新しいALTの先生2名を迎えています。今は、紀宝町の各学校に慣れるために、これまで本校に来ていただいている先生と3名で、町内すべての学校で授業に入っていただいています。教室の授業を参観すると、なんとも贅沢な空間が拡がっていました。英語担当の先生とALTの先生3名の計4名が、英語を使ってコミュニケーションをとりながら授業を展開していました。相野谷の子どもたちは、ALTの先生が大好きで、物おじせず、英語に触れることができています。

※ALT:「Assistant Language Teacher」の略語、日本語では「外国語指導助手」

 今日の締めくくりは、6限目の運動会に向けて小学生と合同の係の打ち合わせでした。先日、先生たちの打ち合わせを行い、今日の児童生徒の打ち合わせを行っています。小学校で、各担当の係ごとに当日の役割分担を行い、動きの確認・練習などをしました。係の最終確認は、総練習の時に行い、運動会本番にこちらも備えます。この取組は昨年度から行っていて、行事の当日だけでなく、打ち合わせを含め、1小1中の利点を生かし、小中の連携を図っていきたいと思います。

 この日は、ソーランの練習もしていましたので、子どもたちに週末ということもあり、少し疲れが見えるかなと感じたので、部活動は休みにしました。こんな時に、事故とかが起きる可能性が高くなるので、帰りの時には、交通安全指導を行い、気持ちを引き締めました。

 

9月15日(金)【学校の風景】

 夏季休業中に美術の課題「人権に関するポスター」の追加提出がありましたので、新たな作品を加えたものを掲載いたします。

 制作テーマは、「人権の大切さについて。自由と平等、人の命の尊さ、人権問題の解決について伝える。」です。子どもたちが、一所懸命考え、今の自分の心を表現していると思います。一人ひとりの、その思いを感じ取っていいただければと思います。


9月14日(木)【授業風景】

 本日、学びの共同体スーパーバイザーの先生と紀州教育支援事務所の指導主事の先生を講師に迎えての公開授業研究会を行いました。スーパーバイザーの先生は、5年前にも一度、本校へ来ていただき指導・助言をいただいている先生です。1学期には相野谷小学校でも指導・助言を行っています。今日は、1時間目の途中から5時間目まで各教科の授業を観ていただき、事後検討会で今後の授業改善に向けて具体的な取組について指導・助言をいただきました。これまで、本校ではペアやグループ学習を取り入れ、子どもたちの聴きあう関係を大切にした学びの授業に取り組んできました。今日の提案授業となる4限目の体育、5限目の数学では、先生たちの学びにもつながる良い提案授業でしたと、これまでの取組を評価していただきました。

 4限目の体育は、「バレーボール」の授業で子どもたちは2チームに分かれて、どんなプレイが得点につながるのか考え、チームで工夫して練習に取り組むことをねらいとする活動でした。子どもたちは、チームの子の名前を大きな声で呼ぶなどし、楽しく、明るく、そしてしっかりと動き、考え、協力して活動していました。

 5限目数学は、「方程式」の授業で、タブレットを使って等式の性質を探る内容でした。子どもたちは、上皿天秤のデジタルコンテンツを使って、左側(左辺)と右側(右辺)の重りを、両辺等しく動かすことで釣り合いを保つことができることを感覚的に学ぶことができるものでした。この感覚をもとに、図や式につなげ、等式の性質に迫るものでした。

 事後協議では、午前中の授業の様子も踏まえて、タブレット端末を考える道具にする。教科の本質にせまる課題を設定する。グループでのホワイトボードの使い方の注意点。教師は子どもたちに答えを聞くのではなく、考え方を聞くことが学びの出発点である。子どもたちのつなぎ方など、授業中の写真や動画を交えてわかりやすく教えていただきました。

 今日いただいた指導・助言をもとに、今後も子どもたちの学びを進めていきたいと思います。


9月12日(火)【授業風景】

 ソーランに続き、ダンスの授業が始まりました。本校ではここ数年、3年生が主体となるソーランとリズム系のダンスを運動会で披露しています。リズム系のダンスは、ダンススタジオのインストラクターの方を講師に迎え、教えていただいています。

 今年の曲は、『Walking with you』です。今日、初めてこの曲を聴いた子もいましたが、かなりテンポの速い曲です。

 しっかりとストレッチを行った後、すぐに振り付けの練習に入りました。子どもたちは、カウントでの練習を数回行うだけで、ある程度動きを覚え、曲に合わせて踊ることができています。インストラクターさんが、カウントだけでなく、動きを分かりやすく言葉で表現してくれていることもありますが、今日が、初めてなのに・・・すごいです。見事です。

 途中、水分補給の休憩を取りながら、2、3限の授業時間、しっかり、みっちり踊りました。いい汗かいています。


9月8日(金)【授業風景】

 本日は、三重県教育委員会人権教育課の指導主事の先生を迎えて、人権学習の授業を観ていただくとともに、12月に予定している人権学習の研究授業の指導・助言をいただきました。

 授業は、「就職差別」について行い、まず、先生たちによる就職活動時の面接のロールプレイから始まりました。生徒たちは、面接官が面接の際にする質問としてふさわしくない質問について、8つの質問から理由も含めて考えました。就職活動の際、本人の適性や能力とは関係がない、出身地や性別、思想信条・宗教などをもとに採用の合否を決めることは憲法に違反しており、人権侵害となります。そこで、本時のねらいは、これらのふさわしくない質問内容について、なぜふさわしくないかと考えることで、差別するつもりがなくても、相手を傷つけたり、自分が傷つつけられたり、差別したりされたりしていることがあるのではないかということに気付き、今後の自分自身の言動や行動を見直すことにつなげていくというものでした。

 今日の授業では、時間が足りなくなってしまい最後まですることができませんでしたので、続きを週明けに行うことにしました。子どもたちが、この学習から学んだことを生かし、これからの生活の中で実践・行動できるようになってほしいと思います。

 また、この学習を経て、社会科の授業でも教科書の「差別のない社会へ」という小単元で、部落差別や、アイヌ民族への差別、在日韓国・朝鮮人差別についても学習していきます。「差別のない社会へ」生徒ともに学び、実践を深めていきます。


9月7日(木)【学校の風景】

 夏季休業中に美術の課題「人権に関するポスター」として出されていた作品が揃いました。 制作テーマは、「人権の大切さについて。自由と平等、人の命の尊さ、人権問題の解決について伝える。」でした。子どもたちが、一所懸命考え、今の自分の心を表現していると思います。一人ひとりの、その思いを感じ取っていいただければと思います。

 この他にも、全校生徒で人権作文にも取り組みました。


9月5日(火)【授業風景】

 運動会に向けて、本日よりソーランの練習が始まりました。

 本校では、夏季休業中に3年生が曲選びから振り付けや隊形を考え練習してきました。今日が1、2年生に向けてのお披露目&指導開始です。演ずる曲は『くまのハレヤ節』です。

 まず、体育館で3年生が横一列に並び、全校生徒の前で堂々の披露です。最初に、代表生徒よりどんな思いでこの踊りを運動会で披露するのかが発表されました。ここまでの間、夏季休業中に何回も集まり、話し合い練習してきました。先輩から後輩へ、しっかりと着実にその思いは受け継がれています。素敵な瞬間でした。

 後輩たちの目に、焼き付けた後は3グループに分かれ、各教室で練習に入りました。ここでも3年生が3つに分かれてそれぞれのグループの指導役です。各教室で個性豊かな指導が始まりました。この時の始まりは、さすがに少し恥ずかしそうにしていたかなといった印象でした。

 1、2年生に目をやると、3年生の気持ちをしっかりと受け止め、真剣にかつ楽しそうに練習していました。運動会当日が楽しみです(楽しみにしていてください)。


9月4日(月)【授業風景】

 本日、1、2年生は夏季休業中の課題の確認テストを、3年生は実力テストを行っています。

 42日間の夏季休業中は、部活動や陸上練習を行う中、全学年で学習会を行っていました。宿題をこなすのに精一杯の生徒たちもいたとは思いますが、夏季休業中にしかできないことを経験し、一歩成長してくれているのではないでしょうか。

 学習面においては、このテストで、現時点での自分の力を知り、自分の課題をみつけ、しっかりとした目標を持ち、そこにむかって自分に磨きをかけていく2学期にして欲しいと思います。期待しています。

9月2日(土)【部活動の様子】

 本日、山崎運動公園テニスコートにて令和5年度三重県新人ソフトテニス選手権大会熊南地区予選が行われました。この大会は、昨年度までは、熊野市と南牟婁郡に分けてそれぞれ行っていたものですが、今年度から1つの地区として開催しています。本校からは、男子が3ペア(他校との合同ペア1を含む)、女子が1ペア出場いたしました。

 それぞれのペアが、互いの持ち味を出し、良いプレーを随所に見せてくれました。一方、4試合を経験することができたペアもあり、それぞれの課題が見つけられる大会となりました。男子の順位決定戦では、同校対決となりました。両ペアとも練習したことを発揮しようと、互いに声をかけ、しっかりとしたプレーを見せてくれました。

 6位に入賞した男子ペアは、10月に行われる県大会への出場権を得ました。チームとしては、10月21日(土)に行われる中体連新人戦に向けて、これから頑張っていきます。


9月1日(金)【学校の風景②】

 9月1日は「防災の日」です。本校では、避難訓練を行いました。

 災害はいつ起きるかわからないので、今日の訓練は、子どもたちと授業をしている先生にも実施時刻は知らせずに訓練を行いました。始業式後の掃除から授業、休み時間にも、何人かの生徒は「今起きたらどうしよう」と考え、緊張感がありました。

 避難行動は、地震や津波だけでなく、火災や不審者など様々な状況への対応が必要となります。日頃からの訓練により、一人ひとりが状況を考え、判断し行動できるようになってほしいと思います。 

9月1日(金)【学校の風景】

 本日から2学期がスタートしました。子どもたちの声が学校に響き、元気に登校してきました。

 始業式では、日焼けした顔がたくさんみられ、充実した夏休みを過ごしたのかなと想像を膨らませてくれました。子どもたちには、夏休みで経験したことを、ぜひこの2学期に発揮し、様々なことに頑張って、生徒も先生もみんなが笑顔になって欲しいと伝えました。

 夏季休業中の大会の表彰伝達をし、防災担当からは、「防災の日」に合わせて、避難行動についての話、生徒指導担当からは、夏季休業中の生活について話をしました。

 2学期は、運動会や文化祭などたくさんの行事があります。行事は一人ひとりの取り組む姿勢も重要ですが、仲間とともに力を合わせて取り組むことも大切です。たくさんの意見を出し合い、仲間と協力してよりいいものを作り上げていってほしいと思います。その中で、一人ひとりの良いところを認め合い、絆を深めていってほしいと思います。

 2学期、子どもたちがさらに大きく成長する姿を楽しみにしています。


8月28日(月)【学校の風景】

 本日、紀宝町子ども議会が紀宝町役場3階議場にて行われました。本校からは2名の生徒が参加し、それぞれが「具体的な防犯活動・パトロールの提案」「紀宝町の特産品を使った商品・紀の宝みなと市をもっと知ってもらうための具体的な方策」について自分の考えを述べながら質問・提案しました。学校代表の2名は、事前学習やこの議会の模擬体験を通して、役場や議会の仕組みとその役割について学習し、地方自治への関心を深めました。他の学校からの児童・生徒からは、予算、上水道、高齢者問題と行政サービス、防犯対策、子育て支援、防災対策、町づくり・町おこしに関する質問・提案がありました。

 夏休みの期間をうまく使い、関心があることをだれに指示されることもなく、「自分がもっと知りたい事」「やってみたいと思うこと」を存分に追及する1つの機会となり、たいへん貴重な体験をすることができたのではないでしょうか。


8月25日(金)【学校の風景】

 本日、雨天により順延となっていました熊野市南牟婁郡地区中学校陸上競技記録会が木本中学校を会場に開催されました。本校からは、5人の生徒が参加しました。それぞれが、これまで練習してきた成果を発揮するべく、自己ベストを目指し全力を出し切りました。上位入賞者は、9月30日(土)、10月1日(日)に行われる県大会へ出場する資格を得ました。

 熱中症が心配されるため、例年とは異なる午後3時半の開始となり、気持ちやコンディション作りも難しかったとは思いますが、全員がしっかりとベストを尽くしてくれたと思います。観ている人や応援してくれている人たちの心に、ひたむきさが伝わり、感動を与える走りや投擲、跳躍でした。ありがとう!!

 子どもたちに、チャレンジする機会を与えてくれた大会関係者の皆さまに感謝するとともに、練習からここまでの応援、送迎などご協力いただきました保護者の皆さま、本当にありがとうございました。


8月23日(水)【学校の風景(教師の学び)】

 本日、「まなびの郷」きらめきホールにて、紀南地区人権啓発学習会が行われました。講師は公益財団法人反差別・人権研究所みえ調査・研究員である原田朋記さんで、「すべての県民が当事者ー人権問題に関する三重県民意識調査の結果からー」というテーマでご講演いただきました。午前・午後の2回に分けて、本校職員も全員が参加しました。

 東紀州における差別の実態と、県民意識調査の経年変化の結果をもとに事例を交えたわかりやすく、たくさんの気づきを与えてくれるお話でした。お話の中で、

・「無関心や他人事でいることは、無自覚・無意識に相手を不安にさせてしまう」

・学習しなければ差別があることが認識されない。しかし、ただ知るだけでは忌避意識が強くなるだけである。だから、社会をつくっている一人として差別をなくそうとするのか。差別にどう立ち向かうのか。

・「差別に中立などない」「人権問題に関係のない人はいない」

・悩み迷うからこそ「立ち止まり考える」「学び続ける」「まわりと意見を交わす」ことで、自分の考えをより確かなものにすることができる。など、教えていただきました。

 初めの挨拶でも、「自分の生き方を考える」というお言葉があり、その後の講演では、一人ひとりが自分自身を振り返る有意義な時間を持つことができたと思います。

 参加者は、差別が存在している社会を構成している一人としての自覚を持ち、しっかりと自分自身に問い続けなければと感じたのではないでしょうか。


8月22日(火)【学校の風景】

 本日、紀南高等学校で『高校生活入門講座』(オープンスクール)が行われ、3年生の生徒が参加しました。

 まず、学校紹介と授業紹介、そして入試の説明が行われました。休憩後、体験講座が行われ、9教科9講座の中から、それぞれが事前に選んで申し込みをした講座を受講しました。本校生徒は、社会科の『土器を作ろう!』に参加し、縄文時代について学び、土器づくりにチャレンジしていました。

 それぞれが、自分の進路に向けて、いろいろ考える大切な時間になったのではないでしょうか。いろいろ悩むこともあるとは思いますが、それも大切な時間です。自分の将来に向けてしっかりと悩み、考えて、今後の努力につなげて欲しいと思います。


8月18日(金)【学校の風景】

 本日より、部活動と陸上練習、学習会が再開されました。天気が悪く、グラウンドが使えないため、陸上練習はソフトテニス部と合同で体育館にて行いました。陸上練習には、参加する生徒全員が揃って登校し、基礎練習を中心に練習を行いました。ソフトテニス部も屋内での練習になってしまいましたが、新チームでの練習を元気にスタートすることができました。

 3年生の生徒は、陸上練習後はそのまま学習会&ソーラン(運動会)へ合流しました。ソーランは、踊り(振り付け)の方は、繰り返し踊ることで体に覚え込ませ、二学期が始まったらすぐに後輩たちに教えることができるように準備が整ってきました。今は、踊る隊形をどうするのかみんなで考えています。

 始業式明けの4日(月)には、1、2年生は確認テスト、3年生は実力テストがあります。学習会をはじめ、夏休み期間中ですが、二学期に向けて着実に準備が進んでいます。


8月8日(火)【学校の風景(教師の学び②)】

 8月7日(月)の午後に、三重県教育委員会人権教育課および紀宝町教教育委員会よりそれぞれ指導主事の方を迎え、小学校の先生たちと合同で人権学習会を行いました。今年度は、人権学習の取組の1つとして、小中9年間の『人権教育カリキュラム』を作成することを目標としています。ここまでは、それぞれの学校でカリキュラムを作成し取り組んできています。その取組の中で、人権学習においては、小中9年間を見通したカリキュラムを作成し、同じ目標を持った9年間の積み上げの中で、子どもたちを育て、人権について考え、学習していくことが必要だと感じ、町教委の指導も受けながら取組をすすめています(各教科では、学習指導要領があり、それに則り教科書があり、系統性を考えたカリキュラムがあります)。

 今回は、人権教育課の指導主事より、現段階でのカリキュラムを見ていただき、指導・助言をいただくとともに、県教委作成の人権教育の活用資料の使い方や今後の人権学習の進め方について具体的なご指導をいただきました。

 今後も、水仙の球根植えなどの子ども支援ネットワークの活動等、小中が連携して人権学習に取り組み、子どもたちが自他の人権を守るための実践行動がとれ、人権感覚あふれる学校づくりを目指します。

 また、この日の午前と午後の研修をきっかけに、小学校とは行事だけでなく、様々な研修や授業参観などの交流を行い連携していきたいと考えています。

8月8日(火)【学校の風景(教師の学び①)】

 8月7日(月)の午前に、町教委の学校経営アドバイザーの先生と三重県教育委員会紀州教育支援事務所の指導主事の先生をお迎えし、今年度の全国学力学習状況調査(以下学調)と第1回みえ・スタディチェック(以下みえスタ)について、1、2年生はみえスタの結果を、3年生は学調の結果をもとに研修を行いました。学調については、先日文科省より結果の公表が行われました。本校の結果も2日に通知されたところで、その通知を受けて、各教科の担当が本校の強みと弱み(課題)を分析し、その分析結果を全職員で共有し今後の取組について話し合いました。研修では、支援事務所にも分析を依頼しており、指導主事の方より、本校の強みと弱みについて説明していただき、今後の取組についてご指導いただきました。

 この研修には、小学校の教頭先生にも参加していただき、本校の現状を共有しました。小学校でも、分析を行っていて、本校同様の課題が見られることや、小学校での取組が中学校の成果として結果に出ていることなどのお話をいただくことができ、有意義な研修となりました。引き続き、行事だけでなく様々な取組について、小学校と連携を図っていきたいと思います。

 分析結果等の詳細については、生徒質問紙や学校質問紙とあわせて、今後取りまとめ、お知らせいたします。


8月4日(金)【学校の風景】

 本日も朝から好天で、グラウンドや体育館では陸上練習と部活動が行われています。休憩を多くとったり、こまめな水分補給、塩分チャージのタブレットを採ったりして、熱中症への対策もしっかりと行い、練習しています。

 教室へ目をやると、各学年の学習会が行われ、夏休みの課題に取り組んでいます。3年生は、学習会と並行して運動会に向けてのソーランの準備もしています。

 先生たちもこの夏休みは様々な研修に参加しています。午後からは、町教委主催の「授業支援システム」の研修会に参加しました。この支援ツールでは、授業者の端末と子どもたちの端末がつながり、子どもたちの取組の様子を確認したり、授業者の画面を転送したり、データの送受信が行えたりします。また、子どもたちが今何をしているのか見ることができたり、画面をロックして端末の操作に制限をかけ、授業に集中させることもできます。

 今日の研修で学んだことをそれぞれの授業でどう活用できるのか持ち帰り、子どもたちの一人1台端末の活用に向けて、わかりやすい授業を展開するために生かしていきたいと思います。


8月2日(火)【学校の風景】

 本日、新宮高等学校でオープンスクールがありました。本校からも、進路決定に向けて生徒が参加いたしました。

 授業については、古典の授業に参加し、部活動については、ソフトテニスを見学し、陸上は参加してきました。7月29日(土)には、近大新宮高等学校のオープンスクールがあり、こちらの授業と部活動にも希望する生徒は参加してきています。今後は、木本高等学校と、紀南高等学校のオープンスクールにも参加予定です。しっかりと自分の目で確かめ、体験し、自分の進路決定の参考にして欲しいと思います。

 なお、学校では、各学年で学習会を行っていますので、そちらにも参加し、学習面でのそれぞれの課題を克服できるよう頑張って欲しいと思います。※学習会のない日でも、学校で勉強したい場合(学校閉校日、土日祝日を除く)は、職員室にいる先生に声をかけてください。


8月1日(月)【部活動の風景】

 本日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で1、2年生によるガーデンカップが行われました。本校からは1組のペアが参加しました。

 1回戦は、赤羽中学校のペアと対戦し、見事勝利することができました。

 2回戦は、橋南中学校のペアと対戦し負けてしまいましたが、長いラリーが続いたり、デュースにまで粘ったりと良いプレーが続く試合でした。

 その後の審判についても、きわどい判定が必要になりましたが、しっかりと判断し、自分の思ったジャッジを伝えることができ、審判長の先生にも褒めていただきました。

 今日の経験をチームに持ち帰り、今後に活かして取り組んでほしいと思います。


7月31日(月)【学校の風景】

 本日より、地区陸上大会に向けての練習が始まりました。参加は希望者ですが、テニス部も部活前のアップを兼ねて一緒に練習をしています。

 まず、ホールでストレッチなどを中心に体をほぐしてから、グラウンドに出て練習を行います。

 炎天の中、水分補給もしっかり行い、短時間で効率よく練習を行えるよう、担当がメニューを考えています。今日は、初日ということもあり、体を動かす軽めのメニューとなっていました。

 自ら汗を流し練習に参加している生徒たちの姿を見て、うれしさと頼もしさを感じました。この姿を、みんなが認め、そして、ともに高めていける集団になってくれることを期待しています。また、こういった日々の様々な活動場面から、子どもたち自身が、しんどくても頑張っている子たちが自分の周りにいることに気づき、「自己を変える、高める」きっかけになると信じています。

  参加している生徒たちは、体調管理をしっかりと行い、「自己への挑戦」を目標にがんばってください。


7月28日(金)【学校の風景】

 本日、本校に来てくれている2名のALTの先生のうち、一人の先生が、5年間の勤務を終えられました。

これまで、本校の子どもたちに対して、とても優しくそして熱心に関わってくれていて、子どもたちの英語力の向上につなげてくださいました。そして、何より相野谷の子どもたちのことが大好きで、そのあふれる思いをもって子どもたちに接してくれていて、相野谷中の生徒の最大の応援団でした。その人柄で、子どもたちの英語への抵抗感をなくし身近なものと感じさせ、英語を「好き」にさせてくれたのではないかと思います。

 14日(金)が、相野谷中学校での最後の授業の日でした。職員室前にあった掲示物を、14日に合わせて、サプライズの掲示物に変更しました。子どもたちからのメッセージがうちわ型の紙に書いてあります。出勤して、初めて目にしたとき、その眼には・・・。子どもたちの感謝の思いもしっかりとい伝わったと思います。

 本当にありがとうございました。紀宝町を離れるそうですが、次のステージでも、頑張ってください。生徒、職員、地域一同応援しています。

7月28日(金)【学校の風景(部活動)】

 本日、三重県中学校ソフトテニス大会が三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で行われました。本校からは、地区予選を勝ち抜き2組が出場しました。結果は、1組目;橋南中のペアと対戦し、ファイナルまでもつれる試合となりましたが、残念ながら敗れました。2組目;八風中学校のペアと対戦し、コンディションが悪い中、健闘しましたが、調子を出し切れず敗れました。今日は、結果こそ出ませんでしたが、ここまで、ペアを組み最後までしっかりと試合に臨み互いの絆と信頼を深めることができたと思います。これからの、学校生活や進路実現に向けて期待できる態度でした。

 早朝よりの応援、ありがとうございました。


7月26日(水)【学校の風景】

 本日、校内の防火設備の点検が10時よりありました。教室内の煙探知機などの警報機が正しく動作するのか、校舎内の全ての探知機を点検いたしました。消火器も使用期限を含め、すべて点検しました。

 検査の最後には、消火栓での放水の確認も行いました。いざという時に使えるように、毎年この点検に合わせて、職員が使い方の説明を受けています。実際に放水を行い、手順の確認を行いました。放水時は、部活動終わりの子どもたちも合流し、体験することができました。防災学習同様、中学生は様々な場面で活躍できる貴重な戦力となります。全員ではありませんでしたが、良い経験になったと思います。


7月24日(月)【今日の1コマ(個別懇談)】

 本日から26日(水)までの3日間で、個別懇談会(3年生は三者懇)を行っています。1学期の成績を含めた学校での様子や、今後の進路について担任よりお話させていただいています。また、先日行ったアンケートをはじめ、懇談会で保護者の方よりいただいた、質問や意見・要望などを、今後の学校・学級経営に生かしていきたいと考えています。

 今後ともよろしくお願いいたします。


7月22日(土)【部活動の様子】

 三重県中学校総合体育大会ソフトテニス大会南部ブロック大会学校対抗戦が明和町の大仏山公園テニスコートで行われました。尾鷲北牟婁代表、鳥羽志摩代表、伊勢度会代表と相野谷中学校(熊野南牟婁代表)の4チームのトーナメントで、優勝チームが27日(木)鈴鹿スポーツガーデンで行われる県大会の出場権を得られます。

 1回戦は、抽選の結果、地元、伊勢度会代表の倉田山中学校と対戦しました。

 それぞれのペアの良さを出すことはでき、先行するゲームもありましたが、勝ち切ることができず、残念ながら0ー3で敗退しました。3年生は団体戦としては、この大会で最後となりますが、個人戦の県大会を28日に控えています。今大会の試合後は、これまでになく悔しい表情を見せていたように思います。ぜひ、この悔しさをバネに、残り少ない時間ですが、悔いを残さぬよう練習し、最後には、「やりきった」と言える試合を見せてください。


7月21日(金)【今日の1コマ(部活動)】

 今日から夏休みに入りました。子どもたちは、部活動に汗を流しています。ソフトテニス部は、明日のブロック大会に向けて最後の練習となります。明日の試合に向けて、試合形式で課題点の最終チェックをしていました。卓球部は、新体制での練習スタートです。野球部は、学習会前に軽く自主練を行っていました。

 部活終了後は、学習会もあります。みんな運動と勉強の二刀流です。


7月20日(木)【今日の1コマ(学校の風景)】

 本日、1学期の終業式を無事迎えることができました。これも保護者の皆さま、地域の方のご支援・ご協力の賜物と感謝いたします。終業式では、子どもたちに、「大きな事故や問題行動等もなく、皆さんのおかげで相野谷中学校はいい学校だと胸を張って言えます。みんなに感謝しています。ありがとう。」と伝えました。そして、各学年にこれまでとこれからのメッセージを送りました。最後に、「今できることを精一杯頑張り、できる範囲で思い切り楽しんでください。9月1日に笑顔で再会できることを楽しみにしています。」としめくくりました。夏季休業日を経て、一回り成長した姿を見せてくれることを期待しています。

 夏季休業中は、各学年「学習会」も予定しています。学校へ来て、部活動の後に、一緒に勉強しましょう。特に、一人ではなかなか学習に向かえない子は、仲間とともに課題に取り組みましょう。


7月19日(水)【今日の1コマ(学校の風景)】

 本日、4限目に「ダメ。ゼッタイ。」をスローガンに『薬物乱用防止教室』を熊野ライオンズクラブの方を講師に招いて行いました。この薬物乱用防止教室は、毎年開催していることからも、その重要性と積み上げが大切だと思っています。

 薬物の種類や危険性について、運動機能や記憶力に影響があり、本人への影響だけでなく、社会的影響もあることが伝えられました。また、なぜ薬物乱用はいけないのか?、それは、「心と体に悪影響があり、自分の意志ではやめられなくなる。そして、薬物欲しさに犯罪を犯すようになる。」といった内容でした。乱用と聞くと、「繰り返し」、「何度も」という印象を受けますが、「たとえ、一回だけの使用でも乱用」になり、同時に犯罪となります。

 薬物が、様々な名称で呼ばれ若者の中では、合法であるかのように叫ばれる昨今、大麻などは「ゲートウェイドラッグ」とよばれ、薬物使用の入口になっているとも聞きます。一度使うと抜け出せなくなる依存性の高いのが薬物です。自分の身を守るために、薬物に関わらないために、大人や友達に相談することや、「危険性をよく知ること。」「きっぱりと断ること。」「自分にできることを考えること。」をしっかり守ってほしいと思います。 

 医薬品などで使われるものでも、使用目的や量を誤り、正しく使わないと悪影響があります。これは薬だけでなく、情報端末機器など私たち身の回り物の中には、便利なものでも正しい知識と正しい使い方をしないと悪影響を及ぼすものが存在します。

 社会におけるルールを含め、周りに流されない心が大切だと感じました。

7月19日(水)【今日の1コマ(授業風景)】

 今日の2、3限目に「人権作文」に取り組みました。まず、担当より「人権作文」に取り組むためのオリエンテーションを行いました。原稿用紙5枚という文量の話しの後、どのように作文を書くのか、作文のテーマを決めるにあたって、様々な人権に関する話をしました。これまでも3年生の修学旅行に向けての取組としての平和学習をはじめ、福祉体験や、社会の授業を通して様々な権利を学習するとともに、人権について考えてきました。いじめ、障害者差別、戦争、男女差別、高齢者問題、性的マイノリティ、部落差別、病気の差別等々。

 書くににあたっては、最初にきっかけや自分の経験談を書く(読み手が引き込まれるから)や、まとめでは、課題に対する解決策を自分の意見でまとめることなど、例をあげてのお話でした。書く時の流れとしては、起承転結を意識して、次のようなアドバイスがありました。

起・・・人権作文のテーマを選んだ理由やきっかけ

承・・・具体的な体験や事実などを詳しく掘り下げる

転・・・「承」の内容をうけて自分の考えを述べる

結・・・これからの課題と全体のまとめ

 オリエンテーション後は、それぞれタブレット端末を使って、下書きの作成に入りました(清書は、原稿用紙に書きます)。せっかく一人1台端末があるので、何度も書き直したり、途中に文字を加えたりすること(推敲)を考えると、端末への入力というのはかなり効率的だと思います(文字を書くということも引き続き大切にしていきたいと思います)。便利な一方で、チャットGPTを代表する生成AIについても、その活用については課題があり、正しく使う必要があります。本日薬物乱用防止教室を行ったように、「医薬品でも薬は正しく使うこと」と同様に、今の時代やこれから、機器を正しく使えるようになることも重要なことだと考えます。

 夏季休業中も、家庭での端末使用の機会(時間)も増えることが予想されます。学校では子どもたちに「正しく使う。」「目的外使用は行わない。」ことの指導を行っていますので、ご家庭におかれましても、同様のご指導をいただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。


7月18日(火)【今日の1コマ(学校の風景)】

 本日、5限目に避難訓練を実施しました。地震発生時の身の安全の確保と運動場への避難を行いました。(高台への避難は、2学期以降に実施予定)

 生徒は、地震発生時に素早く机の下に身を隠し、机の脚を持ち自分の身を守っている姿がありました。外への避難時には、ヘルメットなどで頭部を守る行動もできていました。(本校では、常に在校時は教室にヘルメットを置くよう指導しています)

 登下校時、一人でいるときなど、災害はいつ起こるか分かりません。また、災害は想定を大きく上回る被害を及ぼすことがあります。「自分の身は自分で守る」「地域の一員として周りの人にも避難を呼びかけ助け合う」「津波は少しでも早く高台に避難する」など、最後まで最善の対応をしてほしいと思います。

7月18日(火)【今日の1コマ(授業風景)】

 1年生の家庭科です。先日の3年生に続いての調理実習でした。子どもたちに聞くと、1年生は小学校6年生の時にご飯とみそ汁などの実習を実施したとのことです。

 今日のテーマは、『豚肉の生姜焼きと小松菜の変わり浸し』です。豚肉に下味をつける所やお浸しの味付けでは、きちんと計量してつくる子から目分量で大胆にいく子と班によっての味を創り出していたと思います。しょうがの皮をむくのに、慣れた手つきで包丁を扱う子、小さなかけらまでおろし金できれいにしょうがをすりおろすなど、それぞれが役割分担をし手際よく、楽しみながら行っているように見えました。出来栄えは今回も写真からご想像いただければと思います。

 コロナによって様々な制約がある中、少しずつ以前の様子に戻りつつある学校ですが、これからも、しっかりとその目的やねらいを持って、子どもたちに接していかなければと感じました。やはり、子どもたちの笑顔っていいなと思いました。

※2年生は2学期のサツマイモを収穫した後、実習を行う予定です。


7月14日(金)【今日の1コマ(学校の風景)】

 本日、三重県教育委員会人権教育課の指導主事の先生を迎えて、夏季休業中に相野谷小学校と合同で行う教職員の研修の打ち合わせを行いました。様々な人権問題に取り組むために、研修資料の活用方法、両校の取組やカリキュラムの作成について、指導・助言をいただく予定です。現在、相野谷小学校と中学校では「人権教育カリキュラム」の見直しをしています。これまでは、それぞれでカリキュラムを作成していたのですが、今年度より、小中9年間のカリキュラムづくりに向けて取り組んでいます。相野谷地区は1小1中の環境の中での学校ですので、行事や英語教育での交流や取組だけではなく、学校運営協議会でご承認いただいた学校経営計画を含め、小中9年間を見通した学校づくりに向けて、まずは、あらゆるもののベースになる人権教育に取り組んでいます。現状の進捗状況は、これまでの物をベースに原案ができた段階で、今後は今年度の取組を反映し、加筆・修正を行いながら完成を目指します。

 打ち合わせ後は、町教委の学校経営アドバイザーの先生にも加わっていただき、授業を観ていただき、授業改善に向けて、直接の指導・助言をいただきました。

 1学期末を迎え、学校では、保護者の皆さまや生徒にアンケートをお願いしているところです。学校も、いただいたアンケート結果を受け止め、ここまでの取組をしっかりと振り返り、そして、指導・助言をいただきながら学校づくりの改善に努めてまいります。

7月14日(金)【今日の1コマ(学校の風景)】

 暑い日が続いています。子どもたちに正しい水分補給の仕方を知ってもらうためのコーナーが保健室前に設置されました。

 水分補給と聞くと手軽に摂取することができる、ペットボトル飲料が思い浮かぶと思いますが、水分と同時に多くの糖分も摂取することになります。そこで、保健室前の展示には、12種類の飲み物の糖分量が分かる展示物が設けられています。

 砂糖の1日あたりの理想摂取量は、20~25gと言われています。多くのペットボトル飲料のラベルに記載されている成分は100mlあたりの量ですので、500ml飲料であれば、1本あたりには5倍の量が含まれることになります。その含有量についても、ラベル表示には糖分や砂糖の文字はなく、糖分(砂糖)の量は、ラベルの成分表示では「炭水化物○○g」と記載されているそうです。

 自分が好んで飲むものにはどれくらいの砂糖が含まれているのか?

 一度確かめてみて、健康のためにも、正しい水分補給を心掛けて欲しいと思います。


7月13日(木)【今日の1コマ(授業風景)】

 3年生の家庭科です。コロナの影響でずっとできていなかった調理実習『蒸しパン作り』を本日行いました。手指消毒やマスクの着用、換気などの対策を十分にとり、食中毒にも注意を払い、○○態勢の中での実習となりました。3年生にとっては、中学校に入って初めての実習で、いつ以来のことなのか聞いてみると、「小学校6年生のお楽しみ会」とのことでした。こういった活動も、コロナで行えてなかったことを改めて感じました。振り返ってみると、調理実習って、授業の中での楽しみの1つでしたよね。

 エプロンにマスク、三角巾と3種の神器を身にまとい、いざ実習です。3つのグループに分かれ、それぞれがどんな材料で蒸しパンをつくるのか、タブレットで調べて計画を立てていました。薄力粉、ホットケーキミックス、ココアパウダー、チョコチップ、牛乳、アイスクリームなど材料の選択も様々でした。それぞれが、片づけまで手際よく行っていました。こういった自由度の高い活動の中で、子どもたちの関係性が見えます。普段見せない活躍もあります。しっかりと成長しています。嬉しかったです。

 最後は、試食で完食。持ち帰ることはできないので、出来栄えは写真から‼味は想像してください。


7月12日(水)【今日の1コマ(授業風景)】

 今日は、7名の人権擁護委員の方に来ていただき『人権教室』を2、3年生で行いました。

 グループワークを行い、人権擁護委員の制度はいつできたか?三重県で何人いる?どんな仕事をするの?の質問を一人ひとりが考え回答していました。そして、「人権とは?」という問いに、グループで相談し考えをまとめ、発表しました。それぞれのグループから出てきた考えは、

・人が人である権利。だれもが持っている権利

・その人の自由を守る権利

・人が人らしく生きる権利

・人が生まれた時から持っている権利

・自分らしく生きる権利 です。

どれも、素敵な言葉でつづられていると思いませんか。

 次に、以下の9つの権利について、自分が大切だと思う順に並べる課題でした。

A:差別されない権利 B:意見をあらわす権利 C:伝える権利・知る権利 D:プライバシーや誇りを守られる権利 E:治療を受ける権利 F:心や体の成長に必要な生活を送る権利 G:教育を受ける権利 H:休んだり遊んだりする権利 I:無理やり働かされない権利

子どもたちが1番に大切なものとして選んだもののうち最も多かったのはAでした。

 最後に、「ヤングケアラー」についての現状についても教えていただきました。

《子どもたちのふりかえりから》

 アイスブレイクの活動で、テスト勉強の時、「机の上を片付けたくなる」「漫画やゲームをしたくなる」「食べたり飲んだりしたくなる」などの問いに挙手で答える場面について何人かが書いていました。その場面では、多くの子が手を挙げていました(全員が手を挙げているものもありました)。すべての問いかけ後、擁護委員の方が、「順調に育っていますね。」とあたたかくポツリとおっしゃられました。この時の言葉について子どもたちは、「『自分だけではないんだ。』『ふつうなんだ。』と安心しました。」と書いていました。子どもたちにこんな安心感を与えてくれたことに感謝するとともに、今日の1時間の中で、子どもたち自身が人権について何かを感じとってくれていることが嬉しかったです。


7月10日(月)【学校の風景】

 本日、8月23日(水)に行われる、地区陸上競技大会について全校説明会を行いました。この地区陸上競技大会参加については、生徒たちの成長につながる取組とし、①参加する生徒と向き合いながら、能力や実状に応じた指導を行い、一人ひとりの自己肯定感や有用感を高める。②参加する生徒たちで、お互いを認め合い、一緒になって成長していけるつながりをつくる。を目的として行います。

 以前は、全員で応援も含めて参加していましたが、今は、生徒の参加希望に沿ったものとして行っています。

 練習は、中体連の県大会後の7月31日(月)から午前中(8:30~10:00)の9回を予定しています。自己への挑戦とケガの防止を含めた練習計画を考えています。(夏季休業中ですので、すべての練習日に参加できなくても大丈夫です)

 今は生徒たちが参加について考える期間となっていますので、ご家庭でも、自分の力を伸ばす場面としてチャレンジしてみないかと、話題にしていただければと思います。

7月10日(月)【中体連総体について】

 8日(土)、9日(日)の2日間で、熊野市・南牟婁郡地区中学校総合体育大会が行われました。本校からは、軟式野球、ソフトテニス、卓球の3競技に参加しました。生徒たちは、ここまでの間、放課後の練習から、週末の練習試合等を経て、個々の課題やチームやペアの課題を克服するために練習に励んできました。大会の結果は以下の通りです。

○軟式野球の部:有馬中学校と対戦し、0-6で敗れました。2回にミスから失点につながり1点を先制されましたが、最後まであきらめず、それぞれが練習してきた成果を発揮しようと頑張っていました。

○ソフトテニス男子団体戦:2勝1敗の準優勝で、22日のブロック大会に出場し、県大会出場を目指します。

○ソフトテニス女子個人戦:1回戦で木本中ペア相手にファイナルゲームまでもつれこむも惜しくも敗れました。

○ソフトテニス男子個人戦:4ペアが出場しました。①1回戦で敗れはしましたがレシーブからラリーを続けるなど練習したことを出すことができました。②後半サーブを入れるところをしっかりと決め1回戦を4-1で勝ちました。③なかなか思うようなプレーができませんでしたが、最後の7位決定戦では落ち着いてプレーすることができ、4ー0で勝利し県大会出場を決めました。➃準決勝で接戦の末2-4で惜敗。3位決定戦では、勝ち切り3位で県大会出場を決めました。どのペアも、しっかり最後までプレーしていました。

○卓球男子団体戦:1回戦で、矢渕中と対戦し、それぞれの良さを見せてくれる部分もありましたが、1-4で敗れました。

○卓球女子団体戦:オープン参加で、有馬中と対戦。最初は緊張からか、動きが固く、心配しましたが、試合の中で徐々に調子を取り戻し、3-2で勝つことができました。

○卓球シングルス戦:生徒たちは、それぞれ持っている力を発揮して、勝利を目指してがんばってくれました。残念ながら、あと一歩のところで県大会への出場は叶いませんでしたが、最後まで諦めずに試合に取り組んでいる姿は素晴らしかったです。

 今月下旬に予定されているブロック大会、県大会出場の選手は、もう一段練習を積み上げ、頑張ってきて欲しいと思います。 

 3年生は、この大会で引退をすることになった生徒もいます。2年生は、新チームとしてまさに中心となって、1年後のこの大会に向けてのスタートを切ります。1年生は、初の大きな大会を経験しました。この大会で得たものを、それぞれの思いをもって、今後の学校生活に活かしていって欲しいと思います。

 保護者のみなさま、早朝よりの送迎、応援、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 


7月7日(金)【学校の風景(壮行会)】

 本日、中体連の壮行会を6限終了後に行いました。

 全校生徒がホールに集まり、各部が前に出て、キャプテンより大会に向けての意気込み(目標など)が力強く語られました。また、中体連の担当より、大会へ臨む姿勢や、応援・観戦時のマナーについての話しがありました。最後に教頭先生から、これまでの努力を讃えるとともに激励のエールがおくられました。

 全生徒、練習の成果を発揮し、悔いのない大会期間を過ごしてほしいと思います。


7月5日(水)【学校の風景】

 今週は、養護の先生より1学期に行った健康診断(身体測定、視力、歯科健診など)の結果を、一人ひとりに説明してから渡しています。これは、生徒一人ひとりに、

・自分の身体について興味を持ってもらうこと

・自分の身体について知ってもらうこと を目的として行っています。

 生徒一人ひとりの特徴に応じて、体の向き、座り方(姿勢)などについてもあわせて話をしてくれています。

 これまでも、結果の通知は生徒を通じて保護者の方にお渡ししていたのですが、普段の学校生活の中で、子どもたちが、「家の人には渡すが、自分の身長や体重のことを知らない(通知を見ていない)』という状況がわかったので、それ以来、直接、養護の先生からお話して渡すようになりました。

 自分の身体の状態を知り、健康のために努力できる部分は努力し、勉強や運動に励んでほしいと思います。


7月4日(火)【今日の1コマ(授業風景)】

 本日、紀州教育支援事務所の指導主事の方を迎えて指導・助言をいただきました。今年度は、若手教員の育成を目的として定期的に指導・助言をいただいています。今日の授業は、社会科の『古都京都・奈良と歴史的景観の保全』の学習で、「景観」に絞って授業を展開して欲しいなと感じる内容でした。

 授業を観ていただいた後、授業の様子から、「めあてとふりかえり」や「指示について」、「グループの目的」、授業の改善点等、お話いただきました。そして、「教師が話をしている時間は、子どもたちの考える時間を奪っている。」と思うようにとおっしゃられ、追加の指示をしていないか、机間指導の際、1対1で生徒とやりとりしていて、話し続けていないかなど、普段の授業のふりかえり方についてもご示唆いただきました。

 今日いただいた指導・助言については、若手教員だけでなく、全職員で共有し、今後の授業に生かしていきたいと思います。

7月4日(火)【地域清掃活動】

 昨日6限目に、環境・安全委員会の企画・運営で第1回地域清掃活動を行いました。全校生徒を5つの縦割り班に分けて、親水公園方面、小学校方面、深田グラウンド方面、ガソリンスタンド方面、大里トンネル方面のルートに出かけて清掃活動を行いました。

 生徒たちは、『(1)自分たちの住んでいる街をきれいにする。』『(2)日常生活と結びつけて個人の美化意識や、環境を大切にする意識を高めるとともに、自分たちも地域の一員として、相野谷を大切にしていく気持ちをもつ。』『(3)縦割り班により、全校生徒の交流をはかる。ことを目的とし、さらに、『(4)「自分たちのごみ拾いをする姿を見て、ごみのポイ捨てはいけない」ことを考えてもらう機会とする』という思いをもって毎年行っています。

 ゴミは①「燃えるゴミ」②「缶」③「ビン」④「燃やせないゴミ」⑤「資源プラスチック類」(汚れている場合は燃えるゴミ)の5つに分別しながらゴミ拾いをしました。 清掃活動後は、相野谷ストアさんからいただいたスポーツ飲料を飲み水分補給いたしました。相野谷ストアさんからは、毎年飲み物の差し入れをいただいています。本当にありがとうございます。

 子どもたちのこういった取り組みが、この取組(活動)中だけでなく、一人ひとりの中にしっかりと根付き、普段の学校生活および今後の生活の中でも生かされることを期待しています。

 一緒に歩いてゴミを拾ったのですが、場所にもよるのでしょうが、以前に比べてごみが少なくなった印象を受けました。溝とかもきれいにしてくれていました。これも、地域の方が草刈りをはじめ地域の環境美化に力を注いでくれているのだと感じました。子どもたちの登下校に直結する場所もあり、あらためて感謝いたします。ありがとうございます。


7月3日(月)【今日の1コマ(学びの授業)】

 テスト明けの本日より、すべての学年で机の配置を「コの字型」で授業を行っています。東京大学名誉教授の佐藤学先生は、「コの字型」について、「協同的学びへの参加の基礎条件」だとおっしゃっています。つま り、教師から教えてもらう学習(教え込む授業)ではなく、子どもと子どもが分からなさや気づきに寄り添い合い、 考えと考えをつなぎ探究する授業に、すべての子どもを参加させたいと思った場合、お互いの顔が見え、だれがどんな様子になっているのかを知ることのできる「コの字型」にしなければならないということです。そして、その協同的な学びを実現するのが、互いの考えを出し合い聴き合うという「対話」です。 どの子どもも、仲間の考えの一つひとつに耳をそばだて、表情豊かに反応しあうとき、ともに学ぶ 充実感が子どもたちの中に生まれます。さらに、その対話の中から思いもかけない発見をしたとき、子どもたちの顔は喜び・驚き・感動に包まれます。「コの字型」に配置することは、そういう表情をみんなで共有しやすくする形だと思います。(課題によって、コの字型からペアやグループの形に変化します)

 机の配置だけでなく、子どもたち一人ひとりのつながりを大切にし、安心して分からなさを共有できる関係を築くための学級づくりも、合わせて行う必要があります。そして、個々で考える(集中して個人で取り組む)時間の確保や、黒板に正対していないことなどのデメリットも考えられますので、そこは、授業者の指示を明確にし学びのルール(教え合いではなく、きき合う関係)を身につけるなどの取組を通して、安心して学ぶことができる教室空間づくりから、主体的・対話的で深い学びの実現を目指します。


7月1日(土)【今日の1コマ(部活動)】

 今日はあいにくの雨なので、野球部の練習試合は明日になりました。矢渕・阿田和合同チームと御浜中と場所を移動してそれぞれのグラウンドで試合を行う予定です。

 ソフトテニス部もコートが使えないので、体育館で練習をしています。今日できなかった合同練習(試合)は、明日、希望者になりますが寺谷総合公園で行います。

 卓球部は、予定通り有馬中学校で練習試合を行っています。こちらはタイムラインでも様子を伝えればと思っています。

 どのクラブも、大会前最後の練習試合を行い、ここまでの練習の成果を確認するとともに、課題修正を行います。悔いを残さないよう練習に励み、体調を整え大会に臨んで欲しいと思います。


6月30日(金)【今日の1コマ】

 今日は、期末テスト最終日でした。みんな、最後まで頑張っていました(この3日間の中で、体調不良等でテストを受けられなかった場合は、授業等の合間などでテストを受けることになります)。3限目からは通常授業にもどり、放課後は7月8日(土)、9日(日)の中体連総体に向けて、部活動が再開されました。各顧問からは、中体連本部からの要項をもとに、組み合わせが発表された部活動もあり、大会に向けての気持ちも一段階あがったのではないでしょうか。週末には、すべての部で練習試合が計画されています(テニス部は、明日の予報がよくないので、明日は学校での練習とし、練習試合は日曜日に変更しました。急な変更となり都合のつかない生徒もいますので、日曜日の練習試合は、自由参加としました)。3年生は、中学校での最後の大会となります。悔いを残さない練習を残り期間で積み上げて欲しいと思います。

6月30日(金)【今日の1コマ(授業風景)】

 2年生の家庭科です。今日は、『和服と洋服の構成』の単元で、和服と洋服の構成の違いを学習しました。そして、和服のたたみ方を動画で視聴した後、2人or3人組で実際に浴衣をたたんでみました。季節感のある教材だなと感じました。多少のゆがみは気にせずどんどんたたみ重ねる子、しわをきっちり伸ばし、はしまでピンとする子など、それぞれの性格がとてもよく出ていました。今では、このような経験は、なかなかできないのではないかなと思います。本校の先生を含め、大人でもたたんだ経験のない人、実際着用した経験のない人は多いのではないでしょうか。和装の良さから、日本文化の良さなどのイメージを膨らませてほしいです。

 授業では、世界の民族衣装にも触れ、各国の気候や文化に合わせた特徴がある工夫されたデザインになっていることも学びました。家庭科の授業の中での話しだけで終わるのではなく、子どもたちの中で社会科の学習で学んだことと(世界地図をイメージして)つなげてくれているといいなと思いました。


6月29日(木)【学校の様子】

 本日、期末テスト2日目。子どもたちは集中してテストに臨んでいました。

 さて、2年生では、職場体験学習のお礼状が出来上がりました。今、学校からお世話になった事業所さんに直接のお礼と手紙をお渡ししているところです。「毎日、来てほしいぐらいです。」「かわいいですね。」と、行く先々で、子どもたちの頑張りと一所懸命さを褒めていただきました。また、子どもたちが精一杯したためた手紙と封筒の宛名を見て、「名前が書かれている手紙をいただくのってなんだかうれしいですね。」と、笑顔で受け取っていただける場面もあり、大変うれしくなりました。

 礼状に書かれていた、子どもたちの思いを以下に紹介いたします。

・仕事の楽しさを学びました。

・働くことは、とても忙しく大変だということが分かった。

・人を助ける仕事にとってもあこがれる。大変な仕事。

・本がこんなに貴重に管理され、分類されていることが分かり大変勉強になった。熱心にお客様を受け入れる姿に接し、「思いやり」について深く考えさせられた。達成感があり、やりがいとなり、自信となりました。

・周りの人を見て接している姿が印象に残った。私も周りを見れる人になりたい。良い気配りをしていきたい。

・たくさんの方との関わり方やコミュニケーションの取り方を学んだ。

・地域の観光地を見ることができ勉強になった。この地域の美しさに気づくことができた。コミュニケーションの大切さを感じた。

・将来、本や広報の表紙などをデザインする仕事に興味を持った。

・仕事の大変さを知ることができた。ここで学んだことを、将来仕事につくときに役立てられるようにがんばりたい。

・仕事のいろいろなコツなどを学べて勉強になった。スピードを大切にしていると感じた。

・動物と自然にたくさん触れて、動物たちの可愛さを見つけることができた。動物たちと関わる仕事も素敵だなと思った。暑い中の仕事はたいへんだったので、いつもそんな中で仕事しているのはすごいと思った。

・小さい子どもへの接し方が分かった。園児の体力のすごさが分かった。食事のマナーを教えたり、製作物を考えるなど大変さもわかった。

・動物たちへの接し方を見て、動物を思う気持ちや楽しさが深く感じられた。将来、自分も生き物や動物のお世話などができる職につけたらいいなと思った。

・コミュニケーションの大切さと運動の楽しさを学びました。お客さんと積極的に話したり挨拶ができるようになりました。運動がもっと好きになりました。

  将来についてを書いている子、苦手な部分をがんばろうとした子、視野が広がった子など、3日間の体験とそれに向けての取組&その後の取組で子どもたちは、自信をつけ、前向きになれたように感じます。

 14の事業所の方々には、お忙しい中、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。


6月28日(水)【今日の1コマ(期末テスト)】

 本日より3日間、期末テストを行っています。子どもたちは、23日(金)より部活動も停止期間になり、学習習慣・読書習慣チェックシートの取組と合わせ、テスト勉強の計画を立て、今日を迎えています。昨日は湿度が高くじめじめした一日でしたが、今日は一変して蒸し暑く空調のありがたさを感じながらのテストとなっています。

 これから、暑さも厳しくなってきます。エアコンの効き具合は、子どもたちの座席によって違いがありますので、体温調節ができる服装というのも必要となります。子どもたちにも、体調管理と合わせての指導を行っていますので、ご家庭でのご協力もお願いいたします。


6月27日(火)【今日の1コマ(京城跡)】

 本日、現2,3年生がそれぞれ1年生の時の総合的な学習の時間に、地域学習の一環として京城跡の案内用看板を作成いたしました。地域の方たちが、その看板を立てて設置できるようにしてくれました(支柱と土台を合わせて1基が20㎏ほどあるそうです)。子どもたちの作品を見事な立て看板に仕上げてくれていました。

 保存会の委員長である寺尾さんや教育委員会の担当の方たちが午前中に設置するとのことだったので一緒に作業してきました。1基ずつ抱え現地に運び、穴を掘り、仮設置してきました。足元の下草刈りがされ、斜度のきつい所では、間伐材を利用した階段が設置されるなど、様々な方たちのお力で整備されていました。さらに京城跡に訪れた時の案内板ができたことで、来る人にとってやさしい環境が整いました。子どもたちにとっても、自分たちが地域文化財への貢献ができたことで、その思いもさらに増すのではないでしょうか。これからも、地域とともにある学校として、京城跡をもっと身近に感じられるよう学んでいきたいと思います。

 7月には、京城跡保存・活用・整備検討委員会が現地視察も含めて計画され、子どもたちの案内板のお披露目がされます。保護者・地域の皆さんもぜひ訪れてみてください。※お知らせに、地図をアップしています。


6月26日(月)【今日の1コマ】

 本日、午後から民生委員の方11名が来校され、子どもたちの様子を参観されました。相野谷地区外の委員の方も来てくれていました。学校からは学校の状況や生徒の様子など話し、情報共有させていただきました。地域の相談役としての各地域の民生委員さんと子どもたちの様子を共有することで、保護者の方や生徒たちの困り感に対して、少しでも支援することに繋がればと思います。

6月26日(月)【学校の風景】

 2年生、3年生は期末テストの計画を立てる時間等を利用して、担任による教育相談(担任との個人面談の形)を行いました。生徒たちには、いじめや体罰、学校評価等のアンケートを定期的に行っていますが、それだけでは把握できないことを聞く場面として行っています。個人のこと、クラスのこと、友だちのことなど、生徒たちの様々な思いを聞く場として、とても大切な時間となっています。

 1年生は、期末テストが終わってから行う予定です。


6月23日(金)【今日の1コマ(授業風景)】

 今日は、沖縄戦の戦没者を悼む「慰霊の日」です。3年生の社会の授業では、朝日新聞の記事を子どもたちに見せ、沖縄修学旅行で訪れた「平和の礎」で慰霊祭が行われることを伝えました。

 その後、担任より改めて今日が「慰霊の日」であるがいったいどんな日であるのか、礎に新しく名前が刻まれるということがどういうことなのか、子どもたちに投げかけ考えさせていました。

 文化祭では、この修学旅行に向けて取り組んだ平和教育を題材に人権劇に取り組む予定です。今日という日を、平和への思いへ、また、その大切さを感じるため、忘れないための一日としました。担任からは、最後に、「今日、家に帰ったら夕方とか夜のニュースで、このことが報道されるので、ぜひ、観てください。」と言って締めくくりました。

6月23日(金)【今日の1コマ(授業風景)】

 2年生の理科「水の電気分解」の授業を行っていました。最近のニュースでは、理科の実験の際に発生する気体により気分が悪くなったりして病院へといった報道もされています。窓を開け、扇風機を回し喚起を十分に行い、ゴーグルをかけるなど、安全確保した中での実験でした。

 実験は教科書と同じ専用の実験器具を使って水(水酸化ナトリウム水溶液)に電気を流し、水素と酸素に電気分解されることを確かめる実験でした。電流は、手回し発電機を使って電気を流し「+」と「-」のそれぞれの端子に集まった気体に炎や線香を近づけるとどうなるかで、発生した気体を確かめていました。子どもたちは、それぞれの気体に炎(線香)を近づけた時に起きる反応に驚いていました。実験後は、しっかりと机上をぞうきんで拭いて、きれいにしていました。準備から片づけまでが実験における大切な要素になります。実際に実験を行うことは、ただ実験結果だけを覚えるのではなく、その実験から分かったことを整理し、目の前で起きた事象に対して、「なぜこの実験をしたのか。何が分かりたくてこの実験をしたのか。この実験から何を学んだのか。」などのふりかえりにつながることが、実験での最大の魅力だと感じました。

 最後には、教師による、マグネシウムの燃焼実験もおこない子どもたちの興味・関心を高めていました。


6月22日(木)【地域の活動】

 昨日21日(水)に「まなびの郷」において、紀宝町青少年育成町民会議の総会が行われました。この会は、紀宝町内各地区から公民館長や青少年育成部の方、少年警察協助員、各学校長、民生委員・児童委員・PTA会長・防犯協会・スポ少・女性の会・老人クラブの各代表の方などで組織されています。毎朝、雨の中でも子どもたちの登校を常に見守ってくれていた前会長は、常日頃から「子どもたちは紀宝町の宝。子どもたちの喜ぶ顔がみたい。」とおっしゃられていました。総会では新会長からそのお言葉が述べられ、思いを引き継ぎ、みんなで町内の子どもたちのために様々な活動を行っていくことを確認しました。事業計画では、毎月5日の「あいさつ運動」をはじめ、青少年育成交流会などが承認されました。

 また、総会後の研修会では、紀宝警察署の方から、当地域は少年非行が少ない地域であることが紹介され、このような組織のおかげであり、地域の方たちに子どもたちが見守られているからだと感謝のお言葉もありました。

 学校といたしましても、多くの方たちに見守られ支えられていることに感謝し、皆さまからの支援・協力をいただきながら、安心・安全な学校を目指し、子どもたちの成長を育んでいきます。


6月21日(水)【小中連携】

 本日、午後から小学校の授業公開に参加しました。6年生の算数『分数の割り算を考えよう』の授業でした。単位当たり量を意識し、線分図を書いて問題を解いていました。どの子も課題にむかい、図を書き、ペアやグループの中でも自分の「わからなさをきくこと」ができる良い関係性が築けていると感じました。

 教室には、学びのルールや「聴き名人」「話し名人」などの掲示物が貼られ、声の大きさについても、ペアでの声、グループでの声、クラスみんなに話す声についても書かれていました。先日、職場体験学習でうどの幼稚園にうかがった時にも、教室に声の大きさについての掲示物が貼ってありました。このように、学習に臨むルールや作法などを小さいころから積み上げていただいていることで、今の中学生がスムーズに学びに向かうことができているんだなとも感じました。

 小学校とは、毎週、外国語連携として小学校の先生が中学校の英語の授業を参観し、英語担当の教諭より授業の助言を行っています。今後も行事だけでなく、普段の授業などから小学校との連携を深めていきたいと思います。


6月20日(火)【職場体験学習について】

 2年生は、13日(火)~15日(木)の3日間、14の事業所さんにお世話になり職場体験学習をおこないました。1人1事業所を基本に3日間様々な体験をさせていただきました。営業日等の都合で、3日間の内1日は他の事業所でお世話になる生徒もいました。

 お世話になった14の事業所は、熊野市消防署紀宝分署、社会福祉協議会神内事業所、紀宝町立図書館、うどの幼稚園、成川保育所、紀宝町役場広報課、すずめ庵、飛雪の滝キャンプ場、石本果樹園&ウミガメ公園、七里御浜ツーリストインフォメーションセンター、Dolphin Resort、ピーアップシングウ、南海堂、はもん亭です。

 すべての事業所で、子どもたちの将来に向けてやりたいことや好きな事などの希望を聞いていただき、その希望に沿った形での体験を中心にさせていただきました。忙しい中、本当にありがとうございました。

 生徒たちの様子を見に、3日間、各事業所さんを訪問したのですが、すべての生徒たちがとても良い表情で職場体験を行っていたのが印象に残っています。教室で学習しているときとは違った、緊張感のある中でもとても集中し楽しんでいるのが伝わってきました。子どもたちは、学校とは違ったところで、また、普段接することができない方たちに接していただき教えていただくことで、言葉遣いや礼儀作法、お客さんへの接し方をはじめ、「知らないことや技術を学ぶ・経験する」ことができたことはとても大きな経験であり、何かをつかみ一回り成長してくれたのではないでしょうか。また、事業所の方たちからは、優しい言葉や励ましの言葉、お褒めの言葉をたくさんかけていただいていました。この言葉のシャワーが子どもたちの自尊感情を育み自己肯定感や自己有用感にもつながるんだなと思いました。あらためて、地域の方たちに大切にされ、成長を支えていただいていることを感じました。

 職場体験学習では、生徒たちは、小さな子どもから高齢者の方と幅広い年代の人たちとの出会いがあります。相手の立場や状況を考えて言葉かけをしたり、行動することは、一人ひとりを大切にする人権学習の実践にもつながります。普段の学校生活や日常生活では、生徒たちは家族以外の人と接する機会は少なく、同世代の友だちとの関りが中心となります。学校を離れて地域の人たちと接する機会は、学校で学んだことを発揮する貴重な場となります。今後も日々の学校での取組を大切にし、その培った力を家庭や地域で発揮できるよう、また、つないでいくことができるように丁寧な取り組みを行っていきます。

 職場体験学習の生徒たちの声については、11月に予定しています文化祭で発表いたしますので、楽しみにしていてください。


6月17日(土)【部活動】

 先週、雨のため延期となっていた、三重県中学生ソフトテニス選手権大会が津市で行われ、男子ペアが1組出場しました。

 1回戦は西笹川中との対戦でしたが、相手が棄権したため不戦勝で2回戦に。

 2回戦は橋南中と対戦し、健闘いたしましたが1-3で敗れました。暑さの中、待機時間も長く気持ちを維持するのも大変だったと思います。地区予選を勝ち抜き、県大会へ出場したことで、他地区のペアと試合をすることや長距離移動によるコンディション、モチベーションを維持するなど、貴重な経験ができたのではないでしょうか。この経験を、夏の大会につなげてほしいと思います。

 保護者の皆さま、早朝よりの送迎、応援ありがとうございました。

6月17日(土)【今日の1コマ(救急救命法講習)】

 本日、2、3限目は、熊野市消防署紀宝分署より3人の方に来ていただき、救急救命法講習を行いました。生徒たちは、救急救命がなぜ必要なのか説明を聞いた後、3つのグループに分かれ実技講習を行いました。

 実技講習は、「胸骨圧迫による心臓マッサージ」と「AEDを使った心肺蘇生」です。胸骨圧迫による心臓マッサージの方法やAEDの使い方、またそこに至るまでの安全確認等について丁寧に教えていただきました。うまくいかないこともありましたが、やらなければ命の危険があること、助けるために、今、自分ができることなど、命の大切さも学ぶことができました。

 1年生は初めてのことでしたが、コロナによりできなかった年もありますが、毎年、この講習は行うようにしています。自然プールをはじめ、近くに水場のある地域ですので、これからも大切な取り組みとして継続して行っていきたいと思います。

※「お知らせ」の方に、本日の講習会で使った資料を掲載しています。

6月17日(土)【今日の1コマ(土曜行事)】

 本日は、土曜行事(学校公開Day)を行っています。1限目は、各クラスの授業参観です。1年生は数学「式の値」、2年生は社会「交通網をいかして発展する農業」、3年生は理科「電池とイオン」、こもれび学級は体育「救急救命法講習の事前学習」をおこないました。 各学年、グループできき合うなどし、課題や実験に取り組んでいました。

 多くの保護者、地域の方に来ていただきありがとうございました。子どもたちの様子は、いかがだったでしょうか?

 本日いただいたアンケートを、今後の教育活動にいかし、取り組んでいきます。