京城跡について


地域を学ぶ「京城跡」学習

 2月13日(火)6限目に、京城跡保存・活用・整備検討委員会の寺尾委員長をお迎えし、「京城跡」についてお話を聞かせていただきました。町内にある24の文化財のうち、中学校の横にあり、身近な存在である「京城跡」。この日、お話しいただいた寺尾さんにとっては、子どもの頃は「要害」と呼んでいて「遊び場の1つ」であったそうです。本校の先生にも相野谷出身の方がいて、その方からも同様のお話を聞かせていただきました。

 そして、翌14日(水)には、京城跡フィールドワークを行いました。この日は、前日の学習会でお話しいただいた寺尾委員長と京城跡保存・活用・整備検討委員会の事務局より竹鼻さんをお迎えし、現地で説明を聞きながら約1時間歩きました。前日に話を聞いていたのでよくわかった部分と、現地に行ってみて実際に観て話を聞くのとでは、子どもたちの反応は違ったように思いました。少ない人数なので、大勢では入っていきにくい所にまで入ることができ説明を聞かせていただいたので、とてもよい学習になりました。子どもたちも、当時の人達がどんな思いで城を築き、敵の侵入を食い止めようとしていたのかイメージできたのではないでしょうか。

 本校では、毎年1年生がこの「京城跡」について学習し、「自分たちに何かできることはないか。地域に貢献できることはないか。」を考え、活動をおこなっています。現2、3年生は、それぞれが1年生の時に事前学習やフィールドワークを行い案内看板を作成し、今年度、地域の方たちのお力も借りて、現地に設置することができました。今年の1年生は、『「京城跡」を訪れた人たちに、少しでもどんなところか知ってもらうために』という課題を見つけ、何ができるかを考えています。お楽しみに。(2.20)


地域を学ぶ「京城跡」の学習について

 1年生は、2月13日(火)に京城跡保存・活用・整備検討委員会の寺尾委員長をお招きし、京城跡についての学習会を行います。この事前学習を踏まえ、翌14日(水)には、まなびの郷の竹鼻さんの案内で現地を歩いて学習を深めるフィールドワークを予定しています。(2.8)


1月29日(月)【京城跡来訪者】

 本日夕方、職員室のドアをたたく音が。見知らぬ方が一人。「京城跡の入り口は?」と尋ねられました。口頭で説明しましたが、わかりにくいかなと思いパンフレットもって後を追いかけ、東泉寺跡の入り口まで案内しました。いったんここで別れたのですが、時間的に暗くなるのも心配で、反対側から上り、中央曲輪群で待ちました。無事合流しその後、話をしたり、離れて待ったりしながら案内しました。

 全国各地の名所をまわって写真に収めているとのことで、福井の方から順にこられて、今日は赤木城や布引きの滝にも行ってきたとのこと。鬼ヶ城にも行きたいとおっしゃられていました。他にいいところありますか?と尋ねられたので、町内には飛雪の滝もありますよと伝えました。口コミで虎ロープを頼りに歩くと迷ったという書き込みを見たので心配でしたともおっしゃられて、立て看板があることを喜んでくれていました。その立て看板は、生徒たちがつくって、保存会の人たちと一緒に立てたものだと伝えると、「子どもたちが関われるのって、いいですよね。自分が子どもの時には、そんな活動はなかったですよね。」とも。また、枡形虎口がこれほどの大きさで残っていることや、畝状竪堀がはっきりしていることにびっくり(感動?)されていました。畝上竪堀で有名だとされているところにも行ったことがあるそうで、京城のは、畝がはっきりしていてよくわかるとのことでした。各地を回られている方にこう言ってもらえると、なんだかとてもうれしく思いました。


12月22日(金)【京城跡フィールドワーク】

 本日、紀宝町内各小中学校の教職員が集まり京城跡の学習会(フィールドワーク)を行いました。

 まず、大里多目的集会施設にて京城跡保存・活用・整備検討委員会の寺尾委員長より、京城跡についての説明をうけました。その後、生涯学習センター「まなびの郷」の竹鼻さんの案内で現地を歩きました。

 気温はかなり低く凍えるような寒さの中でしたが、天気が良かったので思いのほか歩いている時は寒くなく多くの先生方に整備が進んだ京城跡を観ていただけました。特に頂上付近は陽もよく当たり、暖かったです。子どもたちが制作した立て看板も、案内に一役かってくれていたように思います。寺尾委員長の説明の中でも、本校の子どもたちの取組を紹介していただき褒めていただきました。

 3学期には、1年生が京城跡の学習を行い、そこで学んだことをまとめます。ご期待ください。


11月6日(月)【京城跡について】

 本日、大里多目的集会施設にて紀宝町社会福祉協議会による「ボランティア・市民活動センター交流会」が24名の参加者のもと開催されました。交流会の中では、京城跡保存・活用・整備検討委員会の寺尾委員長より、京城跡についてお話がありました。あいにくの雨模様のため実際に現地でお話を聞くことはできなく残念でしたが、資料やパンフレットを使ってお話しされました。その中では、本校生徒たちの看板製作・設置などの取組や、毎年1年生が学習し現地を歩くことなどが紹介されていました。


7月11日(火)【京城跡保存・活用・整備検討委員会】

 本日、大里多目的集会施設にて今年度第1回『京城跡保存・活用・整備検討委員会』が開催され、昨年度の事業経過報告と今年度の事業計画(案)が提案されました。

 相野谷中学校の直接的な関りとして、昨年度の報告では、京城跡学習会として令和4年9月29日に1年生13名が、寺尾委員長より現地で説明を聞き京城について学習しました。そして、その学習を踏まえ、京城跡の案内看板を制作したことが報告されました。

 今年度の事業計画としては、昨日10日(月)に、史跡内の案内看板の設置を2、3年生が行ったことが報告されました。1年生はバトンを受け取り、今後、「京城跡学習会」として、京城跡について学習をし、その学習成果を何らかの形(今は秘密です)にして、後輩たちにつないでいきます。

 参加された委員の方からは、本校生徒たちの取組について、多くのお褒めの言葉をいただき、多大な評価をしていただきました。

 郷土の文化に触れ、自分たちの行動や取組が形となって残るということは、将来の子どもたちにとって大きな自信と誇りにつながっていくと思うのですが、みなさんには、どのように映っていますか。


京城跡案内看板の設置

 7月10日(月)6限目から2、3年生の23名で、1年生時に作成した案内板を立て看板として設置しました。スコップで穴を掘り、インパクトで支えを固定するのは結構大変でしたが、みんなで協力してすべてを設置することができました。

 これで、来てくれた人たちが分かりやすくなりました。おもてなしの一歩です。

 次は、バトンを受けた1年生が京城跡について学習をしていきます。どんな学習をし、そこから何を行って(発信して)いくのか楽しみにしていてください。(7.10)


看板を設置してきます

 京城跡の案内立て看板を7月10日(月)の6限目に、案内板を制作した2、3年生と保存会の方で設置します。

 また、11日(火)14:00~、『京城跡保存・活用・整備検討委員会』も開催され、現地視察を行います。(7.6)


京城跡~案内看板の設置~

 現2、3年生が1年生の時に制作した案内板が、立て看板になりました。ぜひ、現地で見てください。(7.1)